スバル - SUBARU
富士重工業の前身は戦前の「中島飛行機」。戦後はGHQの指令による財閥解体で分離されたが、1953(S28)年には旧中島グループ5社が再び結集して「富士重工業」を設立する。58(S33)年にデビューしたスバル360の大ヒットを皮切りに4輪車の生産を本格化させ、65(S40)年には小型乗用車のスバル1000、72(S47)年には初の量産4WD車となるレオーネ4WDバンをリリースした。独自の地位を築いてきた同社だが、2006(H18)年に資本提携先がGMからトヨタに移行。トヨタグループ内での今後の位置づけに注目が集まる。