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スバル 第44回東京モーターショー2015の出展概要を発表 ~「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT」と「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」を世界初公開~ / navi
(2015/10/26)
富士重工業は、第44回東京モーターショー2015(プレスデー:10月28日~29日/一般公開日:10月30日~11月8日)において、世界初公開となる2種類のコンセプトカーや10月28日発表予定の市販モデル4車種を含む10台のモデルを出展します。
今回のブーステーマは、「New SUBARU Story」です。スバルは安心で愉しいクルマをご提供することで、お客様のアクティブな世界が広がり、人生の新たなストーリーがスタートするきっかけとなることを目指しています。ブースでは、スバルが提供する安心で愉しい世界観を5つの大型スクリーンを活用した劇場型ブース「SUBARU Life Theater」にてご紹介します。
出展車両は、自動運転機能などの先進安全技術の搭載により、スバルの将来ビジョンを具現化した「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT*1(スバル ヴィジヴ フューチャー コンセプト)」と次期インプレッサのデザインスタディモデルである「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT(インプレッサ ファイブドア コンセプト)」の2種類のコンセプトモデルを世界初公開します。
また、「WRX S4」や「レガシィ B4」に特別仕様を施し、上質で豊かな室内空間を提供する「SporVita(スポルヴィータ)シリーズ」、WRX STIをベースとしたSTI*2コンプリートカーである「S207」、フォレスター、SUBARU XVの大幅改良モデルなど、スバルの安心で愉しいクルマづくりを十分感じていただける車両を出展します。
プレスブリーフィングは、10月28日(水) 13:45からスバルブース(東ホール)にて、社長の吉永泰之が行い、当日の模様は「SUBARU-USTREAM」(http://ustream.tv/channel/SUBARU-USTREAM)*3にて配信を行います。
また、「SUBARUオフィシャルWEBサイト」では、専用サイト(http://www.subaru.jp/tms2015/)を開設しスバルブースに関する情報を配信します。


*1:VIZIVは「Vision for Innovation」を語源とする造語(「革新のための未来像」の意)
*2:スバルテクニカインターナショナル株式会社(代表:平川良夫、東京都三鷹市)
*3:Ustreamは、Ustream Asia株式会社が運営するライブ動画配信サイトです。
【参考出品モデル】
SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT(スバル ヴィジヴ フューチャー コンセプト):ワールドプレミア
IMPREZA 5-DOOR CONCEPT(インプレッサ ファイブドア コンセプト):ワールドプレミア
WRX S4 SporVita(スポルヴィータ):2015年10月28日発表予定
レガシィ B4 SporVita(スポルヴィータ)
S207:2015年10月28日発表予定
フォレスター X-BREAK (大幅改良モデル):2015年10月28日発表予定
SUBARU XV 2.0i-L EyeSight (大幅改良モデル):2015年10月28日発表予定
レヴォーグ 1.6GT EyeSight S-style:2015年12月発表予定
レガシィ アウトバック Limited Smart Edition:2015年12月発表予定
SUBARU BRZ GT300
◆ SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT
SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPTは、スバルがお客様にお届けする安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョンを具現化したSUVタイプのコンセプトモデルです。アクティブに出掛けたくなるデザイン・パッケージに加え、アイサイトを進化させた先にある自動運転技術やダウンサイジングターボとハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットの採用など、スバルらしい安心で愉しいドライビングを実現する次世代技術をご提案します。
お客様にスバル車のあるより豊かでワクワクする生活をご提供し、新たな人生のストーリーを生み出していく。SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPTを通じてスバルが目指すブランドの未来像をご紹介します。
デザインコンセプトは「スバル×アクティブライフ」。スバルのデザインフィロソフィー「DYNAMIC(躍動感)×SOLID(塊感)」を具現化して、安心と愉しさの価値が一目で分かり、アクティブにどこかへ出掛けたくなるワクワク感あるデザインを表現しました。
・立体的な塊感のあるボディは、研ぎ澄ませた面質を加えることで硬質で高密度な印象を強調。スバルAWDの信頼感を表現した力強く張り出すフェンダーと合わせて、スバルの安全性、安心感と愉しさを想起させるデザインとしました。
・スバルらしさの象徴であるヘキサゴングリルからサイドへ流れ、リヤピラーへと駆け上がる一連の力強いモチーフと、バンパーのダイナミックでワイドなモチーフにより、SUVらしいスタイルを表現しています。
・力強い骨格に、センターの先進的なインターフェースからシンメトリカルに広がる躍動的なモチーフにより、安心感とドライビングへの期待感を高めるインテリアデザインとしました。
・ベージュと黒のコントラストに加え、内外装共通のアクセントカラーとしてオレンジを用いることにより、スポーティで愉しい空間を演出し、アクティブなライフスタイルを想起させます。
・ドライバーをモニタリングするカメラをメーターバイザー上に配し、運転時の安心感をより高める仕様としました。
<先進安全/HMI/テレマティクス>
スバル独自のステレオカメラ技術「アイサイト」の進化とV2X(車車間・路車間通信)やテレマティクスによるつながる技術を融合させ、「安心と愉しさ」の領域を更に拡大。スバルらしい自動運転の実現に向けた要素技術を織り込みました。
1)アイサイトによる高度な前方認識と全方位レーダーの組み合わせにより、車両周囲の交通環境や危険リスクを全方位で把握することに加え、高精度GPS、高精度地図データを活用することによって、自車位置を高精度に特定し、走行経路上のカーブ、車線等に応じた最適な制御を行います。
これらの技術により、前方直進時の衝突回避に加え、交差点右左折時や後退時の車両、自転車、歩行者との全方位での衝突回避を実現。さらに、高速道路上における全車速での自動運転や自宅や商業施設等の駐車場での自動駐車を実現します。
2)テレマティクスやHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)の技術進歩を採用することによって、走行経路状況(交通環境、天気等)の先読みや人とクルマの的確な意思疎通を実現。さらに、お客様の趣味などアクティブな生活をサポートするための情報配信を行うなど、自動運転による移動を安心でワクワクするものにします。
①次世代ハイブリッドシステム
SUBARU XV HYBRIDで市場導入したシステムを全面進化させた次世代型ハイブリッドシステムを採用。
ダウンサイジングターボとの組み合わせによる燃費性能向上に加え、スムーズでリニア感ある加速性能により、走りの愉しさを両立しています。
レヴォーグでスバルとして初採用したダウンサイジングターボをさらに進化させ、次世代型専用に全ディメンションを最適化。小型・軽量化とセグメントトップとなる正味熱効率を実現させ、スバルがこだわる走りの愉しさと燃費性能を高次元で両立しています。
シングルモーターをリヤアクスル同軸上にコンパクトに配置することにより、プロペラシャフトを廃止。AWDでありながら、フラットなフロアを実現し広々した快適な室内空間としました。
また、スバルAWDの性能を継承し、さらに前後駆動力配分の積極的な制御によるベクタリング作用で運動性能を向上しています。


◆ IMPREZA 5-DOOR CONCEPT
IMPREZA 5-DOOR CONCEPTは、2014年5月に発表した中期経営ビジョン「際立とう2020」において、スバルの新世代モデルの第一弾として位置づける次期インプレッサのデザインをイメージした5ドアスタイルのコンセプトモデルです。
スバルらしいデザイン表現として新世代モデルへ本格採用していく「DYNAMIC(躍動感)×SOLID(塊感)」を核として、スバルデザインに欠かせないドライビングへの期待感を高めるスポーティさや先進性、安心感を高める機能価値を凝縮し、クラスを超えた価値を表現したデザインとしました。

◆ WRX S4 SporVita(10月28日発表予定)
SporVita(スポルヴィータ)の名称は、イタリア語のSportiva(スポーツ)とVita(人生)を組み合わせ、スバル車の持つスポーツ性能とこだわり抜いた上質な室内空間によってドライバーのカーライフをより豊かに彩っていく、という意味を込めました。
日本メーカーとしては国内初採用となるイタリア老舗革メーカーMario Levi(マリオレヴィ)社とのコラボレーションによる専用本革をシートに採用。トリム・インパネ加飾などの変更によるトータルコーディネートにより、上質でエモーショナルな室内空間を実現しました。また、WRX S4のスポーツ性能をより高める245/40R18ハイパフォーマンスタイヤやアイサイトとの組み合わせによって、より高次元な安全性能を提供するアドバンスドセイフティパッケージも標準装備するなど、WRX S4の個性を高めた大人のスポーツセダンに相応しい仕様のモデルとしました。



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