新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧トヨタ アルファード【プレイバック試乗】 / navi

クルマニュース

トヨタ アルファード【プレイバック試乗】 / navi

(2010/06/02)

FFらしく室内広々、静粛性と振動の少なさに思わず感心

  • トヨタ アルファード 走り|ニューモデル試乗
  • トヨタ アルファード リアスタイル|ニューモデル試乗
コンセプト
宿敵はエルグランド。あえて“FF”で勝負
グランビア/グランドハイエースという2台のLクラスミニバンを擁しながら、日産のエルグランドを前にどうしても思い描く販売に持ち込めなかったトヨタ。

そして今回のアルファードでトヨタがとった決定的な方策は、シャーシを乗用車ベースのFFで構成するということ。欧米勢の同クラスミニバンは、スペースユーティリティの見地から軒並みFFを採用している。あえてFRにこだわることはない。そう決断した背景には、もちろん現状の資産が使える=コストが下げられるというポイントもあっただろう。

というワケで、プラットフォームおよびパワートレインはエスティマがベース。サブフレームなどを改良し、低床そして広大な室内空間を得る。販売の半数を見込む4WDはフルタイム式を採用した。
室内&荷室空間
3列すべてがゆったり。練り込まれた使い勝手
FFプラットフォームのメリットを生かした室内空間は広大の一言。FRと違い、トランスミッションの張り出しがないため、前席は足元のスペースがゆったりしている。2列目シートは3人掛けのベンチタイプと2人掛けのセパレートタイプを用意。また、3列目シートの環境も改善が著しい。大人6人が同等にくつろいで座れる、そんなスペースを有している。

このテの車の命である各種装備も充実。両側スライドのオート開閉ドアや5.1ch再生可能なDVDシアターシステムなど、本カタログよりも眺める時間が長くなりそうなほどのアイテムがオプションカタログに並ぶ。走行時の車線はみ出しを警告するシステムは、バックモニターのCCDカメラを前進時に切り替え使用し白線を感知するというアイデア装備だ。
  • トヨタ アルファード インパネ|ニューモデル試乗
  • トヨタ アルファード エンジン|ニューモデル試乗
ドライブフィール
ともあれ静かでスムーズ。意外と俊敏なハンドリング
多人数乗車の大型ミニバンというのは大体こんなもん、という先入観のままに乗ると大きく裏切られるのが、なんといっても静粛性と振動の少なさ。音振的には不利な体躯をものともせず、気の利いた4ドアサルーン並みの静かさを身につけている。また、スクエアなボディにして100km/h前後での風切り音がしっかり抑え込まれている点も印象的。この点、いかにもトヨタらしいお仕事と感心する。

ロールを抑える方向に気を使ったとみられるサスペンションは、乗り心地との妥協点をうまいところに落とし込んでいる。サイズの割には軽めの車体も手伝って、3L V6エンジンは余裕の動力性能。キャパ不足かと懸念される2.4L直4も能力的には不満なく、鼻先の軽さも手伝って運動性自体にはかえって好影響をもたらしている。
こんな人にオススメ
エルグランドという直接の敵を目の前にキッチリ練られただけあって、さすがに初手から高い完成度。3列平等に人が座れ荷物が積めるという必須項目をかつてなく高水準で満たしているという点も要注目。つまり、大人6人以上の移動を考えるユーザーにとって、2.4L直4のトータルコストは魅力的だと思う。
SPECIFICATIONS
グレード 2.4 AX Lエディション
駆動方式 FF
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(mm) 4800×1805×1935
ホイールベース(mm) 2900
車両重量(kg) 1770
乗車定員 8人
エンジン種類 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 2362
最高出力 117kW(159ps)/ 5600rpm
最大トルク 220N・m(22.4kg-m)/4000rpm
車両本体価格 275.0万円
写真:渡邉英昭 文:渡辺敏史
クリックでタグの選択
最新ニュース
【試乗】新型 スズキ ハスラー|新開発エンジン&CVTで他の追随を許さないほどに完成されたクロスオーバーSUV軽(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.4 】1989年 日産 スカイラインGT-R|280ps、36.0kg-mの圧倒的なパワー!!180km/hにわずか15秒台で突入する(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.3 】1990年 三菱 GTO|280馬力を生かす4WDの走りが魅力!(2020/02/16)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.2 】1990年 日産 パルサーGTI-R|超パワフルなのに安定した走り やはり230馬力はハンパじゃない(2020/02/16)
【試乗】新型 BMW X1|外見は迫力が増し、走りは繊細さが増したシティ派SUV(2020/02/15)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
keep
【試乗】新型 トヨタ カローラツーリング|バンのイメージを払しょくするスポーツワゴン(2019/11/17)
3
up
【試乗】新型 ホンダ ヴェゼル モデューロX|カスタマイズパーツによるさらなる進化を感じるヴェゼル(2020/01/19)
4
down
【試乗】新型トヨタ ヤリス(プロトタイプ)|TNGAプラットフォームの中で最も優秀! トヨタらしい自動車づくりを感じた一台(2019/12/16)
5
keep
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
6
up
【試乗】ボルボ V40クロスカントリー|惜しまれつつも生産終了となったが、コンパクトモデルの中で最もプレミアムなモデルだと再認識した(2019/12/08)
7
down
【試乗】新型 スバル XV|成熟が期待できるプラットフォームだけに、さらに先のマイナーチェンジも楽しみなモデル(2020/01/03)
8
keep
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
9
down
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ GLE|走り、積載性、高級感を高次元でかなえるハイパフォーマンスSUV(2020/02/09)
10
up
【試乗】新型 マツダ MAZDA3ファストバック スカイアクティブX|ATは「上品さ」、MTは「楽しさ」。それぞれ異なる性格をもつモデルだ(2020/01/06)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027