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マツダ デミオ【ニューモデル試乗】 / navi

(2011/08/01)

走りの機敏さはエンジンスペック以上!

  • マツダ デミオ 走り|ニューモデル試乗
  • マツダ デミオ i-DM|ニューモデル試乗
ハイブリッド車でもEV(電気自動車)でもなく、従来の内燃機関技術を磨き上げることで10・15モード燃費30.0km/Lを達成したマツダのスカイアクティブテクノロジー。その第1弾はマイナーチェンジを行ったデミオに搭載された。

スカイアクティブはエンジン、ミッション、シャーシなど多岐にわたる技術だが、デミオに搭載されたのはスカイアクティブGと呼ばれるガソリンエンジンのみ。他の部分は既存技術を改良しただけにとどまっている。
  • マツダ デミオ フロントシート|ニューモデル試乗
  • マツダ デミオ スカイアクティブ専用ブルーリング|ニューモデル試乗
エンジンスペックは従来まで同車トップの燃費(23.0km/L)を誇っていた13C-Vより低い84ps&11.4kg-m。いくら燃費性能が良くても走りが緩慢だったら拍子抜けだ、と思っていたが走り始めてそんな心配は無用であることがわかった。そのポイントの一つがCVTとのマッチングの良さだ。3名乗車で坂道を上がっても適切なエンジン回転数を維持してくれることで、もたつきは感じない。

一方でスカイアクティブGの燃費性能や従来の約2倍となった減速時のエネルギー回収機構、改良されたi-stop(アイドリングストップ機構)などにより、実用燃費はかなり高い。インパネ内の平均燃費計の数値だが、1時間のドライブで20km/L以上は手堅く、30km/L以上をマークすることもあった。

また静粛性がMC前のモデルより明らかに高くなっている。吸音材の追加のほか、スカイアクティブのみ専用のウインドウガラスを採用している点が主な要因だが、車内へのノイズ侵入がかなり抑え込まれており、前後席での会話も聞き取りやすい。安全装備も充実し、価格はライバルより15万円以上安いスカイアクティブ。今後の販売の主力であり中古車でも人気が期待できる。
SPECIFICATIONS
グレード 13-スカイアクティブ
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3900×1695 ×1475
ホイールベース(mm) 2490
車両重量(kg) 1010
乗車定員 5人
エンジン種類 直4DOHC
最高出力 62kW(84ps)/5400rpm
最大トルク 112N・m(11.4kg-m)/4000rpm
車両本体価格帯 114万9000~162万1750円
RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する(※点数は標準車のものです)
総合評価20/ 25
EQUIPMENT(装備)2/ 5
オーディオは非装着で、フロントドアに2スピーカーが標準装備される。ディーラーオプションのカーナビを装着すれば標準装着のステアリングリモコンで音量などの操作ができる
SAFETY(安全性)3/ 5
他グレードには設定のない車両安定デバイス(DSCとTRC)がスカイアクティブに標準装備。ブレーキアシストはスカイアクティブとスポルトに標準化。サイドエアバッグは全車オプションとなる
ECO(環境性能)5/ 5
全グレード平成17年排出ガス基準75%低減レベルで星4つ。平成22年度燃費基準はスカイアクティブとミラーサイクルエンジンを搭載する13C-Vが+25%を達成。スポルトは+20%、13Cは+15%となる
MILEAGE(燃費)5/ 5
10・15モード燃費は純粋なガソリン車としてはトップの30.0km/L。より実走に近いJC08モードでも25.0km/Lを達成。箱根を起点に山坂道を3名乗車で走って平均燃費20km/L以上出せたのは優秀
VALUE(バリュー)5/ 5
13ースカイアクティブは中古車になっても高い価値が望めるグレード。後席3点式シートベルト&中央部のヘッドレストなどが装着されているパッケージ1の車なら、さらにバリューはアップ
写真:篠原晃一 文:高山正寛
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