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アウディ A6 【ニューモデル試乗】 / navi

(2011/09/28)

A7譲りの体躯で狙うはBMW 5シリーズ 523iセダン

  • アウディ A6 走り|ニューモデル試乗
  • アウディ A6 インパネ|ニューモデル試乗
インテリアは先に投入されたA7スポーツバックとそのほとんどを共有。機能的で使い勝手の良い最新MMIインターフェースや8インチモニターなど、装備はA8譲り
先行したA7スポーツバックと基本骨格を共有する新型A6は、元々セグメントの中ではひときわ大きかったこともあり、全長は据え置き。しかしながらA4などと共通のフロントデフを前に出した駆動レイアウトによりホイールベースが65㎜伸ばされ、またアルミ素材の多用で車重の軽減も実現している。

パワートレインは3.0TFSIクワトロがV型6気筒3Lスーパーチャージャー付き、2.8FSIクワトロが2.8LV型6気筒のエンジンに、それぞれ7速S-トロニックを組み合わせる。当然、ともに4輪駆動である。

インテリアの意匠もA7スポーツバックと共通。タッチパッドを使った入力システムを備えた新しいMMIなど、装備も充実している。価格は2.8FSIクワトロで610万円。これはBMW523iに真正面からぶつけたものだ。
  • アウディ A6 エンジン|ニューモデル試乗
  • アウディ A6 リアスタイル|ニューモデル試乗
204psを発揮する自然吸気の2.8LV6直噴と、さらに300psを発生させるスーパーチャージャー過給の3.0TFSIにはアイドリングストップ機構とオルタネーター充電制御システムを組み合わせる。ボディは全長4930×全幅1875×全高1465mmと先代よりも少しだけ大型化。全体の20%にアルミを使用することで先代比で30kgの軽量化に成功した

インテリアだけでも買う価値アリ!

見ての通りのキープコンセプトの新型A6。ホイールベースが伸びて肢体は随分伸びやかになったが、さすがに3世代同じデザインテーマだと新鮮味は薄い。一方、室内の意匠の美しさ、高いクオリティには唸らされる。それだけでも買って良かったと思わせてくれそうだ。

街中では軽快感があり、高速域での安定感も高く、シャシー性能は総じて高い。エンジンは3.0TFSIが気持ちイイ。引っ掛かるのは、操舵感はじめ車から伝わる情報のすべて1枚モノが挟まったようで、運転の実感が希薄なこと。良く曲がり速くても、だからあまり楽しくない。

Eクラスや5シリーズに馴染んでいる人は、見た目には惹かれても乗ったら物足りないかも? 一方、アウディに親しんだA4などのユーザーのステップアップには価格も含めて最適と見た。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード 3.0TFSI クワトロ
全長×全幅×全高(mm) 4930×1875×1465
車両重量(kg)1850
エンジン種類V6DOHC+スーパーチャージャー
総排気量(cc)2994
最高出力[ps/rpm]300/5250~6500
最大トルク[kg-m/rpm]44.9/2900~4500
車両本体価格835万円
Tester/島下泰久 Photo/向後一宏
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