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レクサス GS【ニューモデル試乗】 / navi

(2012/03/02)

進化したパッケージングによりリアシートの快適性が向上!

  • レクサス GS 走り|ニューモデル試乗
  • レクサス GS インパネ|ニューモデル試乗
2005年にレクサスブランドが日本市場でスタートした時点で最上位モデルに位置づけられていたGS。約6年半ぶりにフルモデルチェンジを受けた2代目は旧型と比べどのくらい進化を果たしたのかが興味の対象となる。

外観デザインの進化もさることながら、より興味深いのは後席の快適性の向上だ。旧型の後席は同クラスのライバル車と比較すると決して広くはなかった。しかし新型は、旧型と同じホイールベース(2850mm)としながら、全高を+30mm高くしたことにより、室内高がフロントで+30mm、リアで+25mm拡大。さらにフロントシートバックの形状を見直すことで後席乗員の膝回りや足元にゆとりが生まれている。これならばライバルと目されるBMW 5シリーズより快適かもしれない。

エンジンラインナップはダウンサイジングの流れに従って旧型にあったV8(前期4.3L、後期4.6L)を廃止し、GSの顧客層拡大のために2.5L車を設定した点も特徴のひとつ。これに加えハイブリッドモデルも設定される。
  • レクサス GS リアシート|ニューモデル試乗
  • レクサス GS ホイール|ニューモデル試乗
ほとんどのグレードに試乗した中で特に良いと感じたのがGSの新しい世界を体現するF SPORTの3.5L車と2.5LのバージョンL。F SPORTにはLDH(レクサスダイナミックハンドリングシステム)と呼ばれる新型デバイスが装着されている。これは進行方向と車両のズレを制御するシステムで、運転がラクになるというメリットがある。もちろんスピードを上げてコーナーを切り込んでいった際の安定感やレーンチェンジ時のキレの良さも素晴らしい。

2.5LのバージョンLは、ややパワー不足と感じるシーンもあったが、何よりも排気量が小さくてもバージョンL共通の豪華装備がユーザーの所有欲を満足させてくれる。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード GS350 F SPORT
駆動方式 FR
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4850×1840×1455
ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg)1690
乗車定員5人
エンジン種類V6DOHC
最高出力[ps/rpm]234kW(318ps)/6400rpm
最大トルク[kg-m/rpm]380N・m(38.7kg-m)/4800rpm
車両本体価格510万~710万円(ハイブリッド除く)
RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する(※点数は標準車のものです)
総合評価18/ 25
EQUIPMENT(装備)5/ 5
最先端のテレマティクス技術であるG-LINK対応ナビゲーションシステムなど装備は充実。F SPORTにはより高い走行性能を実現するための専用サスペンション、新開発のLDHを搭載する。
SAFETY(安全性)4/ 5
VSCよりきめ細かい制御で車両の安定性を向上させるVDIMを標準装備。LDHを搭載するF SPORTでは滑りやすい路面で4輪の切れ角も制御するなど、より高いアクティブセーフティ性能をもつ。
ECO(環境性能)3/ 5
最先端の直噴システムを搭載し全グレード平成17年排出ガス基準75%低減レベルで星四つに適合。平成22年度燃費基準はハイブリッド車以外ではGS350のAWD車とGS250のみ達成している。
MILEAGE(燃費)2/ 5
10・15モードで10.0km/L、より実走に近くこれからの主流になるJC08モードで9.8km/L。使用燃料は無鉛ハイオク仕様。エコ運転を啓蒙する「ハーモニアスドライビングナビゲーター」を装備する。
VALUE(バリュー)4/ 5
走行性能や質感が大幅に向上したが、先進の安全装備をプラスすると車両価格はかなり高くなる。旧型の中古車が200万円台で手に入ることを考えると新型にしかない魅力をもつ「F SPORT」に注目だ。
写真:尾形和美 文:高山正寛
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