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スバル レガシィシリーズ 【ニューモデル試乗】 / navi

(2012/07/31)

直噴となってバージョンアップしたスバル伝統の水平対向

  • スバル レガシィシリーズ 走り|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィシリーズ SIドライブのスイッチ|ニューモデル試乗
スバルといえば水冷水平対向4気筒エンジンである。

これを 最初に手掛けてから47年あまり経過しているが、クランクケースまで変更した刷新は3回だけだ。DOHCの採用まで含めるとその数は5回となる。これほど長寿の水冷水平対向ユニットは世界中を探してもスバルだけだ。そして今回、独自のノウハウによって作られたスバル初のガソリン直噴ターボエンジンがFA型である。これをスバルでは「DIT」と呼んでいる。

直噴エンジンはボアが大きいため噴射時に燃料の動きを設計しやすい。スバルは水平対向ユニットの弱点と言われるボアが大きいところをうまく利用してDITを生み出した。これはBRZとトヨタ86で採用するD4-Sとは異なる制御であり、スバル独自のシステムだ。

300psの高出力ながら燃費は12.0㎞/L以上!

  • スバル レガシィシリーズ エンジン|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィシリーズ フロント|ニューモデル試乗
もう一つの注目は高トルク対応型のCVT。スバルは電子制御型CVTのパイオニアであり、ノウハウは世界の自動車メーカーの中で最も豊富だ。リニアなトルク特性を保ち理想の燃焼状態にすることで300psでもJC08モードで12.4㎞/Lの燃費を実現した。渋滞の多い都心から郊外まで約200㎞走ったが実燃費は10.8㎞/Lと好結果だった。

新開発2.5Lエンジンにも触れよう。エンジンのコンパクト化と低フリクション化を目的としたこのユニットは、アイドリングストップを追加したレギュラー仕様。乗りやすさと燃費に重点を置いている。CVTと相まってパフォーマンスは十分である。

レガシィの特徴はヨーロッパ車風でも国産車風でもない独特のハンドリング。手応えのあるステアリングのコラム剛性は、乗り手に安心感を与える。また車軸より前方にマウントしたエンジンはフロントにドッシリとしたトラクションを与え安定性に貢献する。一見すると変わっていない様相だが、中身は着実にアップデートされている。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード ツーリングワゴン 2.5i ツーリングワゴン 2.0GT DIT B4 2.0GT DIT
全長×全幅×全高(mm)4790×1780×15354745×1780×1505
車両重量(kg)148016001560
エンジン種類水平対向4DOHC水平対向4DOHC+ターボ
総排気量(cc)24981998
最高出力[ps/rpm]127(173)/5600221(300)/5600
最大トルク[ Nm/rpm]235(24.0)/4100400(40.8)/2000-4800
車両本体価格243.6万~359.1万円226.8万~343.35万円269.85万~372.75万円
Tester/松本英雄  Photo/篠原晃一
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