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ダイハツ ウェイク【試乗レポート】(松本英雄) / navi

(2014/12/26)

▲車両のデカさや積載性など、とにかく話題のダイハツ ウェイク。今回は、そのFF仕様のターボモデルに試乗した▲車両のデカさや積載性など、とにかく話題のダイハツ ウェイク。今回は、そのFF仕様のターボモデルに試乗した

優れた走行性能を実現した、エンジニアリングの妙

2013年の東京モーターショーでダイハツがコンセプトカーとして提案したDECA DECAがウェイクとしてデビューした。トレッドが狭い軽スーパートールワゴンとなると、乗り心地や操縦安定性、視認性が気になる。キャビンの使い勝手や広さなどの言及は他に譲るとして、今回はそれらに注視する。

試乗したのはターボエンジン搭載のFF仕様。着座位置が高いため、アイポイントも上がっており、視野が広く見晴らしも良好だ。リアが直角に切り立っているため後方の視認性に優れている。ターボ車だがトルクの落ち込みはなく、リニアで扱いやすい。トルクを必要とする走り出しのCVT制御は上手で、静かだ。この静粛性は、軽自動車とは思えないほどだ。

路上に出る段差でボディのリアが若干振動したが、不快に感じるほどではない。広い面積で鋼板を使っているので致し方なく、むしろ抑えている方だろう。その証拠に段差の少ない舗装路では振動を全く感じず、意外と乗り心地が良い。トレッドが狭いので直進で不安定になることもあるが、直進安定性は高い。

この走りの良さを可能としているのは、足回りのセッティングの秀逸さだ。バンプ(サスペンションの伸縮)をダンパーとスプリングだけに頼らず、ウレタンバンプストッパーなどでコントロールしている。しかも最適なスタビライザーでロールを抑え、車線変更やコーナリング時もキャビンのフラットライドを作っている。

この乗り心地の良さはボディにかかる風圧を逃がし、ふらつきを抑制する。横風にもかなり配慮しているといえる。これらが機能する背景には剛性感あるボディとシャシーが必須。こういった目に見えないエンジニアリングによって、操縦安定性が確保されているのだ。

▲全高は1835mmと高身長ながらステップ高は365mmと低く、乗降性は高い ▲全高は1835mmと高身長ながらステップ高は365mmと低く、乗降性は高い
▲室内長は2215mm、室内高は軽自動車トップの1455mm。ゆとりある室内を実現した。さらにアイポイントは1387mmと高く、視界も良好だ ▲室内長は2215mm、室内高は軽自動車トップの1455mm。ゆとりある室内を実現した。さらにアイポイントは1387mmと高く、視界も良好だ
▲シートアレンジは多彩。また荷室側からスライド操作が可能なレバーが設けられ、利便性も高い ▲シートアレンジは多彩。また荷室側からスライド操作が可能なレバーが設けられ、利便性も高い
▲FF車の場合、ラゲージのアンダートランクは約90Lという大容量。4WD車のアンダートランクは約16L ▲FF車の場合、ラゲージのアンダートランクは約90Lという大容量。4WD車のアンダートランクは約16L

【SPECIFICATIONS】
■グレード:G“SA” ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直3DOHCターボ ■総排気量:658cc
■最高出力:47(64)/ 6400[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:92(9.4)/3200[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:3395×1475×1835(mm) ■ホイールベース:2455mm
■車両重量:1020kg
■JC08モード燃費:23.8km/L
■車両本体価格(税込):174万9600円

text/松本英雄 photo/尾形和美
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