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スバル レガシィ アウトバック/B4【試乗レポート】(松本英雄) / navi

(2015/01/09)

▲フール後端の引き下げ、フロントウインドウの傾斜の工夫などで従来よりも高い空力性能を達成したアウトバック▲フール後端の引き下げ、フロントウインドウの傾斜の工夫などで従来よりも高い空力性能を達成したアウトバック

新開発のエンジンがもたらす進化した走り

先代のアウトバックは大らかな乗り心地で個人的には好みだ。新たなアウトバックはスポーティな味付けもされているという。B4も見直されたシャシーとボディをまとった。それぞれどのように進化したのだろうか。乗り比べた印象をお伝えしたい。

まず初めにアウトバックだ。新開発された2.5L水平対向エンジンは始動した瞬間から、静かさに驚いた。水平対向エンジン特有の音と振動が抑えられている。CVTとのマッチングが少々力強すぎて反応が過敏になっている点が気になったが、大柄なアウトバックにレスポンシブな動きを演出したかったに違いない。

サスペンションは動いているものの大きくストロークはせず、不安定のないハンドリングである。この車体にしてコーナリングでは旋回が素早い。これほどスポーティなサスペンションであるにも関わらず、リアのハッチ付近のバイブレーションは皆無。これにはシャシーの恩恵もある。説明によると、ねじり剛性が67%向上しているという。

気になるところといえば、フロントの接地性。接地感が希薄なのだ。シャープなハンドリング設定にしたことで、機敏さが増した結果であろうが、アウトバックのキャラクターからすると多少シャープすぎないほうが滑りやすい路面では安定性が高いだろう。

次にB4に試乗する。B4のエンジンも2.5L水平対向だが、アウトバックよりエンジン音が気になる。車高の違いによるものもあるだろう。走り心地はスポーツセダンならではの機敏な動きで、それに見合ったシャープかつ安定感のあるリニアなハンドリングはスバルらしさを感じる。

外観の地味な印象からは想像がつかないほど走って楽しい。フラッグシップらしいコンフォータブルな乗り心地とスポーティな味付け、そして素晴らしいスタビリティを持ち合わせたジェントルマンセダンだった。

▲Aピラーの付け根を前に出すことで、滑らかで美しいルーフラインを実現したB4 ▲Aピラーの付け根を前に出すことで、滑らかで美しいルーフラインを実現したB4
▲アウトバック、B4ともに新開発された2.5Lの水平対向エンジンが搭載されている ▲アウトバック、B4ともに新開発された2.5Lの水平対向エンジンが搭載されている
▲アウトバックとB4のシートは共通。腰部の負担を軽減するために、背もたれに樹脂プレートが追加されサポート量も増加している ▲アウトバックとB4のシートは共通。腰部の負担を軽減するために、背もたれに樹脂プレートが追加されサポート量も増加している

【SPECIFICATIONS】
■グレード:アウトバック ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4DOHC ■総排気量:2498cc
■最高出力:129(175)/ 5800[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:235(24.0)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4815×1840×1605(mm) ■ホイールベース:2745mm
■車両重量:1570kg
■JC08モード燃費:14.6km/L
■車両本体価格(税込):313万2000円

■グレード:B4 ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4DOHC ■総排気量:2498cc
■最高出力:129(175)/ 5800[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:235(24.0)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4795×1840×1500(mm) ■ホイールベース:2750mm
■車両重量:1530kg
■JC08モード燃費:14.8km/L
■車両本体価格(税込):286万2000円

text/松本英雄 photo/尾形和美,篠原晃一
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