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アウディ S1【試乗レポート】(沢村慎太朗) / navi

(2015/01/19)

▲乗り心地はちと硬めだが、そこは電制ダンパーの切り替えで家族乗車に対応可。独身者の秘密兵器的に使うには切れ味とスリルが足りないだろうけど、腕に覚えがあるお父さんがたまに本気の8割出して楽しむには十分な機動性。街乗りして粋を気取るのもありかもしれません▲乗り心地はちと硬めだが、そこは電制ダンパーの切り替えで家族乗車に対応可。独身者の秘密兵器的に使うには切れ味とスリルが足りないだろうけど、腕に覚えがあるお父さんがたまに本気の8割出して楽しむには十分な機動性。街乗りして粋を気取るのもありかもしれません

旋回大好物な方向でなくGT 方向の青年風ホットハッチ

アウディ A1はVW ポロと基本を分け合う車だ。そのA1にアウディは231psの2L直4ターボを載せた。さすがにFFじゃ苦しいのか4WDだ。後輪に駆動力が入るからリアサスもダブルウィッシュボーンに格上げ。そして変速機は6MTのみ。ドイツ車には少ないMTで、しかも車は小さい。これまでVWやアウディに興味を持たなかった伊仏好きまでが食指を動かして当然のS1である。

▲水平基調のLEDリアライト、エグゾーストやエアロパーツなどでSモデルらしいスタイルに ▲水平基調のLEDリアライト、エグゾーストやエアロパーツなどでSモデルらしいスタイルに

ただしS1の4駆システムはLSD付きセンターデフを持つA4以上のモデルとは違う。必要に応じで多板クラッチで前後をつなぐVW式だ。

だから、クワトロのようには走らない。フロントがいっぱいいっぱいになったところから意を決してアクセルを開ければ4輪が地面を蹴って回り込んでくれるアウディ流の走りとはちと違う。どちらかというと安定性を補ってくれて、その安定の余裕で速く走る高性能モデルだ。

そんな余裕が必要だったことは踏めばたちまち理解できる。タイヤもけっこう硬いアシも231psに対してギリギリの感が明らかなのだ。その証拠に1速と2速では馬力が制限されるようにエンジンが制御されている。

では峠で曲がらないかというと、さにあらず。目にも鮮やかな身のこなしはないが、曲がってほしいと思ったぶんはきっちり曲がる。その安心感で、かなり高い領域までもっていける。その秘密は個別ブレーキによる電制の挙動制御。箱根でシゴいていたら先にリアのパッドから煙を噴いた。

えらく速いけれどヤバすぎない。曲がるけれど鋭すぎない。青年に成長したホットハッチというところだ。佳作だと思う。

▲Sモデル専用のダークグレーメーターなどを装着し、ダークな色調でまとめられたインテリア ▲Sモデル専用のダークグレーメーターなどを装着し、ダークな色調でまとめられたインテリア
▲JC08モードで14.4km/Lと燃費を抑えつつもスポーティに。サウンドアクチュエーターでサウンドも演出 ▲JC08モードで14.4km/Lと燃費を抑えつつもスポーティに。サウンドアクチュエーターでサウンドも演出

【SPECIFICATIONS】
■グレード:S1 ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1984cc
■最高出力:170(231)/6000[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:370(37.8)/1600-3000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6MT
■全長×全幅×全高:3990×1740×1425(mm) ■ホイールベース:2465mm
■車両重量:1360kg
■JC08モード燃費:14.4km/L
■車両本体価格:410万円(税込)

text/沢村慎太朗 photo/河野敦樹
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