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フィアット パンダ 4×4(フォーバイフォー)はマッチョかわいい車です / navi

(2015/03/16)

▲イタリア好きじゃなきゃ、他にも選択肢は多いだろう。イタリアをキーワードに想像できる世界観が好きで、それを車にも反映したいという方の中で、チンクは世の中にあふれすぎているから嫌、他のイタリア好きとは違う車に乗りたいという方にぴったり▲イタリア好きじゃなきゃ、他にも選択肢は多いだろう。イタリアをキーワードに想像できる世界観が好きで、それを車にも反映したいという方の中で、チンクは世の中にあふれすぎているから嫌、他のイタリア好きとは違う車に乗りたいという方にぴったり

背が高くなれば“欲しくなる”の法則

パンダのナカミはチンクである。ということは、シャシーその他、基本性能のポテンシャルはけっこう高い。最新のライド感覚はないにしても、粘り強さというか、人間でいうと下半身の鍛えがあるというか、とにかくよく走るはず。

ところが、そう期待してパンダに乗ってみると、これが面白いもんで、さほど“いい心地”になってくれない。チンクほど煮詰められた感じがなく、どこかバランスが崩れていて、走りに精彩を欠く。要するに、イタリア車好きなのに、あまり好みの車じゃなかった。

だから、その派生モデルにもあまり期待をしていなかったのだけれど……。4×4に乗ってみて、驚いた。ちゃんとまとめあげられているのだ。乗り心地も悪くないし、車全体がしなやかに動くし、加えて車高を65mmも上げたことによる見切りの良さが、コンパクトなボディサイズをいっそう扱いやすく感じさせた。

それに、このスタイリング! 他にはない雰囲気でマッチョかわいい。

だいたい最近のコンパクトカーは、ノーマル仕様よりも背高バージョンの方が、総合的にみていい車であることが多い。十分ストロークするアシ回りと、視界の良さが相乗効果を生む。そのうえ、コンパクトカーとしての機能をほとんど損なうことなく、クロスオーバーSUVっぽいタフな格好よさが見栄えにも加わるわけだから、選ばないという手はない。

パンダも同じだ。SUVっぽさが嫌いというなら仕方ないけれども、小さなイタリア車でチンク以外を欲しいと思ったなら、まずはパンダ4×4を、ボクなら検討する。

▲ベーシックモデルと基本を同じくするインテリアデザイン。ファブリックシートは専用デザインを採用 ▲ベーシックモデルと基本を同じくするインテリアデザイン。ファブリックシートは専用デザインを採用
▲日本では340台限定で登場。タスカングリーン(160台)の他、ホワイト(120台)とレッド(60台)を用意 ▲日本では340台限定で登場。タスカングリーン(160台)の他、ホワイト(120台)とレッド(60台)を用意
▲環境性能に優れた直2ターボのツインエアを搭載。ECOスイッチも備え、JC08モード燃費は15.5km/Lに ▲環境性能に優れた直2ターボのツインエアを搭載。ECOスイッチも備え、JC08モード燃費は15.5km/Lに

【SPECIFICATIONS】
■グレード:PANDA 4×4 ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直2SOHCターボ ■総排気量:875cc
■最高出力:85/5500[ps/rpm]
■最大トルク:145/1900[N・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6MT
■全長×全幅×全高:3685×1670×1615(mm) ■ホイールベース:2300mm
■車両重量:1130kg
■車両本体価格:251.64万円(税込)

text/西川淳 photo/外山温子
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