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マツダ CX-5(改良型)は車好きにぜひともオススメしたいSUVである / navi

(2015/03/19)

▲大幅改良によって進化した新CX-5。部品を進化させてモデルを成熟させる方式は好感が持てる▲大幅改良によって進化した新CX-5。部品を進化させてモデルを成熟させる方式は好感が持てる

とても扱いやすいSUV

2月27日に発売されたマツダ CX-3が話題だが、1月に大幅改良された兄貴分のCX-5もこのタイミングで振り返ってみたい。

アテンザ同様に内外装のデザインからダンパーなどの部品の細かいところまでこだわって大幅改良されたCX-5。その2.5L ガソリンモデルの「25S L Package(4WD)」と、2.2L ディーゼルモデルの「XD L Package(4WD)」についてお伝えしたい。

発売当初はあまりにディーゼルの評判が高かったため、ガソリンモデルは存在が希薄であった。実際に発売当初の2Lのエンジンは車体をグイグイと引っ張るようなイメージはなく、以前のマツダから脱皮した角をまろやかにしたSUVだった。

これだけ高性能なシャシーと突き詰められたサスペンションセッティングなのだから2Lでは物足りないという意見もあったことだろう。そのためか、2013年10月の一部改良モデル以降、2.5Lモデルが追加されている。

まず始めに試乗したのは、2.5L ガソリンエンジン 4WDモデルの「25S L Package」だ。走り出しは、出力の上昇とともに滑らかにトルクが上がっていき、至ってジェントル。ガソリンNAらしい。

アクセル操作に合わせてリニアに加速してくれるため、高速の合流での加速も安心感を覚えるだろう。車重が重くなり、軽快感が欠けがちな4WDとは思えない極めて自然なフィーリングだ。2.5L ガソリンモデルの滑らかなトルク特性は滑りやすい路面でも扱いやすいであろう。

また、さらにラグジュアリーな乗り味になっている。すなわちスポーティなハンドリングながら乗り心地に深みが増し、付加価値が追加された。サスペンションは腰高なSUVだが、サスペンションをしなやかに収め、以前より乗り心地と静粛性を向上。プロペラシャフトやリアのドライブシャフトのノイズも気にならない。

ディーゼルモデルはキビキビ

人気の2.2Lディーゼルターボを搭載した6速AT仕様の「XD L Package」も同様だった。しかし前述のガソリンATモデルと比べると対極な要素も持ち合わせていた。

特筆すべきはトランスミッションだ。同じ6速ATのガソリンモデルより素早くステップアップし、速度とともに変速を加速させる。とにかく速い。このクラスのSUVでここまでキビキビと安心してハイウェイからワインディングまで楽しめるモデルは国産では見当たらない。

しかも燃費も良好なのだからデザインと価格が自分自身とマッチしたのであれば、車好きならこれ以上のモデルは考えられないのではないか。

CX-5は発売から3年近くが経過するが、いまだにモデルの新旧を感じさせない息の長さを感じるデザインも好ましい。ヨーロッパ的な考えで造られたモデルということを最も感じられるマツダ車である。

▲フロントグリルやヘッドランプのデザインなどがよりシャープになった ▲フロントグリルやヘッドランプのデザインなどがよりシャープになった
▲新造形になった19インチのアルミホイール。立体感が増し、力強さがうまく表現されている ▲新造形になった19インチのアルミホイール。立体感が増し、力強さがうまく表現されている

【SPECIFICATIONS】
■グレード:25S L Package ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC ■総排気量:2488cc
■最高出力:135(184)/5700[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:245(25.0)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6AT
■全長×全幅×全高:4540×1840×1705(mm) ■ホイールベース:2700mm
■車両重量:1570kg ※19インチタイヤ装着車
■JC08モード燃費:14.6km/L
■車両本体価格:309万9600円(税込)

■グレード:XD L Package ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:2188cc
■最高出力:129(175)/4500[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:420(42.8)/2000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:6AT
■全長×全幅×全高:4540×1840×1705(mm) ■ホイールベース:2700mm
■車両重量:1640kg ※19インチタイヤ装着車
■JC08モード燃費:18.0km/L
■車両本体価格:348万8400円(税込)

text/松本英雄 photo/篠原晃一
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