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ランドローバー ディスカバリー・スポーツはヒエラルキーがないモデルである / navi

(2015/06/15)

▲7人乗りも可能という点からファミリーで乗ってほしい。休日は家族で、普段はお母さんがテキパキと運転する。ワードローブも流行に関係なく本質的なモノを揃えてほしい。良いモノを知る人は考えなくても選んでしまう、そんなディスカバリースポーツなのだ▲7人乗りも可能という点からファミリーで乗ってほしい。休日は家族で、普段はお母さんがテキパキと運転する。ワードローブも流行に関係なく本質的なモノを揃えてほしい。良いモノを知る人は考えなくても選んでしまう、そんなディスカバリースポーツなのだ

長く乗りたくなる地に足のついた質感の高いSUV

英国車の良さ、それは趣味の良さに他ならない。新たに加わったディスカバリースポーツもそんな1台だ。何よりも4WDの達人級のフィロソフィーを持って作り続けていること、それは金品ではかなわない完璧なエスタブリッシュメントだ。いつの時代も浮つくことのない、飽きのこないスタイリングと質感の高い内装。色使いも品が良い。どのようなシチュエーションでも堂々としている。

この最新モデルを、季節はずれの雪が残る富士五湖で試乗した。

ランドローバー系のモデルは走りの質感も高い。FFのプラットフォームにも関わらずFRのような雰囲気を醸し出し、乗り心地は若干硬めでコーナーの回頭性はスポーティだ。滑りやすい路面でも確実なトラクションは、4WDの蓄積とトルクベクタリングの恩恵が大きい。エンジンの動力を伝えておけば最適なトルク配分で安心感は増す。

当日は雪が積もった広いエリアでこっそりと試してみた。横置きのエンジンとしてはダイアゴナルの空転にも瞬時に反応してグイグイとまっすぐ進む。不利な重量バランスを電子デバイスを駆使して瞬時に目覚めさせるのだ。やはり本格的なエッセンスは十分備わっている。

低床にして7人乗りが可能となった新設計のリアサスペンションアッセンブリの剛性感はとても良い。アルミ合金を多用してスチールでは得られない剛性と軽量を作った。またボトム時のアライメント変化も少なくストロークにゆとりを感じる。

ドライブして思ったのは、ヒエラルキーがないモデルは少ないがディスカバリースポーツはその希有な1台であるということだ。内外装の雰囲気は値段相応の価値があり長く付き合いたい愛着心を覚える。長く使うことが最大の美徳だと感じる1台だ。

▲高張力鋼とアルミを用いたボディシェルを用いたモノコックボディ。サスペンションは独立式とされた ▲高張力鋼とアルミを用いたボディシェルを用いたモノコックボディ。サスペンションは独立式とされた
▲エントリーのSE以外にはレザーシートを標準装備。なお、3列目シートはオプションとされ価格は30万〜33.7万円 ▲エントリーのSE以外にはレザーシートを標準装備。なお、3列目シートはオプションとされ価格は30万〜33.7万円
▲直噴ターボに最新9ATの組み合わせ。ブレーキシステムによるトルクベクタリングなど、走りのための機能も充実 ▲直噴ターボに最新9ATの組み合わせ。ブレーキシステムによるトルクベクタリングなど、走りのための機能も充実

【SPECIFICATIONS】
■グレード:HSE Luxury ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1998cc
■最高出力:240/5500[ps/rpm]
■最大トルク:340/1750[N・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:9AT
■全長×全幅×全高:4610×1895×1725(mm) ■ホイールベース:2740mm
■車両重量:1920kg
■車両本体価格:692万円(税込)

text/松本英雄 photo/河野敦樹
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