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成熟への道を歩み始めたミニバン トヨタ エスティマ/エスティマハイブリッド / navi

(2016/07/20)

▲「天才タマゴ」というキャッチフレーズで登場した初代から数え、3代目となったエスティマ▲「天才タマゴ」というキャッチフレーズで登場した初代から数え、3代目となったエスティマ

10年以上愛され続ける現行型エスティマ

発売から10年が経過した現行型エスティマ/エスティマハイブリッドのBMC(ビッグマイナーチェンジ)モデルである。基本骨格は従来と同様であるが、試乗した印象では目に見えない部分の精度が煮詰められていた。

まずはガソリンモデルの試乗だ。ステアリングとシートのポジショニングは古さを感じない。小さな部分だが、現行型の完成度の高さがあらためてうかがい知れる。だからこそ、モデルチェンジではなく、BMCを選択できたのだ。プラットフォームはレクサスでも使われている実績のある代物。2.4L4気筒エンジンは、始動のノイズは少ないが、発進時は最近の4気筒に比べて若干振動が伝わる。だが、高負荷を与えず走れば静粛性は良好だ。サスペンションは、ボディをいたわるように、動き出しから高速域までスムーズに動き、操縦安定性も良好。ダンパーもいい具合だ。元々のプラットフォームの良さをあらためて実感する。2列目シート付近のフロアの振動も、乗員が2人のれば収まってしまう程度だ。

▲丸みを帯びた独特のデザインは初代から継承されており、飽きのこない先進的なものであったことがうかがえる ▲丸みを帯びた独特のデザインは初代から継承されており、飽きのこない先進的なものであったことがうかがえる

試乗した瞬間、エスティマの成熟を感じたハイブリッドモデル

続いてハイブリッド試乗。今回のBMCでは、静粛性を大きく進化させてきた。ガソリンモデルと比較すると、走り出したときの乗り心地も良い。高級感さえ感じるほどだ。加速時のフィーリングも、ボディが軽やかに感じてとても良い。エマージェンシーのために取り付けられている電気式の四輪駆動ではあるが、リアサスペンションの収まりが良く、バッテリーやディファレンシャルなどの重量物の搭載位置が熟慮されていることがわかる。その結果として、安心感を伴ったドライビングフィールへとつながっている。

成熟したブランドというポジションを築いた感のあるエスティマ。旧型を含め、国内にはまだ40万台のエスティマが走っているそうだ。代々エスティマを乗り継ぐユーザーも多いという。そう考えると、フルモデルチェンジではなくBMCで熟成を重ねるという選択肢にもうなずける。

▲センターメーターが採用されており、スタイリッシュで落ち着いたデザイン。こちらは木目調のハンドルにブラック基調のインパネ ▲センターメーターが採用されており、スタイリッシュで落ち着いたデザイン。こちらは木目調のハンドルにブラック基調のインパネ
▲3列目シートはすっぽりと収まる仕様となっており、荷物をスムーズに出し入れ可能な設計となっている ▲3列目シートはすっぽりと収まる仕様となっており、荷物をスムーズに出し入れ可能な設計となっている
▲3列目シートの出し入れは、ボタン1つで操作が可能。子供を抱えたままでも操作ができるのは嬉しい機能 ▲3列目シートの出し入れは、ボタン1つで操作が可能。子供を抱えたままでも操作ができるのは嬉しい機能

【SPECIFICATIONS】
トヨタ エスティマハイブリッド AERAS PREMIUM-G ■乗車定員:7名
■エンジン種類:ハイブリッド
■最高出力:110(150)/6000[ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:190(19.4)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD
■排気量:2362cc ■全長:4820mm;全幅:1810mm;全高:1760mm
■ホイールベース:2950mm
■車両重量:1990kg
■車両価格:4,928,727円(税込)

text/松本英雄
photo/篠原晃一
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