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可愛いだけじゃない、運転のしやすさにもこだわったムーヴ キャンバス / navi

(2016/10/24)

▲ダイハツから新しく発売された軽自動車「ムーヴ キャンバス」。自身のライフスタイルを楽しむ女性に寄り添う車としているが、走りや乗り心地はどうだろうか ▲ダイハツから新しく発売された軽自動車「ムーヴ キャンバス」。自身のライフスタイルを楽しむ女性に寄り添う車としているが、走りや乗り心地はどうだろうか

女性をターゲットにした新感覚スタイルワゴン

ダイハツから新しいモデルが発売された。名前は“ムーヴ キャンバス”。これを聞いて可愛らしい車を想像する人は多いはずだ。キャンバスという響きはやはり女性的だ。由来である「CANVAS」は帆布を表しているが「Can(できる)Bus(バス)」にも引っ掛けている。そう聞くと何でもできるバスのようなイメージもできる。

カタログをのぞくと、可愛らしいツートンをメインにしたカラーリングだ。若い女性や子育て世代への提案なのだろう。繊細な女性をターゲットとしているだけに、爪で傷が目立たないよう吟味された素材やドアハンドルのレイアウトなど、使い勝手はできる限り女性に配慮されている。とはいえ、どんなに使い勝手が良くても自動車は本質の性能が重要。乗りやすいハンドリング、ステアリングホイールの戻り具合、外乱による安定性、視認性など、今回はそのあたりを中心にお届けする。

街中でのドライブはもちろん、高速域でも安定した走り

試乗したモデルは“GメイクアップSAⅡ”という、ブルーとホワイトのツートンカラーのモデル。車高は1655mmで、ムーヴとタントの中間にあたる。身長170cmの私でも乗り降りは楽ちんである。靴が当たったりするような出っ張りもない。こういう配慮は万全だ。

搭載されているNA3気筒ユニットとCVTの組み合わせは、加速よりも平坦な道を心地よくドライブできるよう考えられたパワートレーンである。ぐっとアクセルを踏み込めば急加速も可能であるが、高負荷時ではエンジンノイズが気になる。一般道でごく普通に走る分には高負荷を与えることは少ないし、そんな走り方はこの車のキャラクターにも似合わない。

ミニバン系で気をつけなければいけないのは、ステアリングホイールを切ったときに急激にハンドルが戻り、必要以上の横揺れを誘発する点だ。これはドライバーを慌てさせて危険である。しかし、ムーヴ キャンバスはしっとりと優しくステアリングホイールが戻り、ハンドリングに好感が持てた。また路面の凹凸などによる振動も優しく吸収する。かといってコーナリングに不安定さはなく、安全性も考慮されたセッティングだ。

今回は軽自動車では珍しく、高速道路でも走行をしてみた。ムーヴ キャンパスは街乗りをメインとしているが、高速時の安定性も大切だ。高速道路での乗り心地はソフトで、外乱があっても直進安定性は良い。中速コーナーでも路面からの状況を柔らかく受けとめて同乗者への配慮も優しい。安定ある姿勢を求めてセッティングしたサスペンションは、街中から高速域までとても良い出来映えであった。少し不器用でも安心して乗れて、可愛いだけではなく内容も充実したモデルということが理解できた。最近のダイハツ車で最も好感が持てる車であった。

▲シンプルですっきりとしたインパネ。「メイクアップ」ではインテリアアクセントカラーで室内をコーディネイトできる。写真のカラーはファインミント ▲シンプルですっきりとしたインパネ。「メイクアップ」ではインテリアアクセントカラーで室内をコーディネイトできる。写真のカラーはファインミント
▲このクラスでは初となる両側スライドドアを採用 ▲このクラスでは初となる両側スライドドアを採用
▲後席シートの足元を有効活用できる「置きラクボックス」を設置。ケースモード(手前)ではシート下に収まる引き出しとして使用でき、中敷を立ち上げたバスケットモード(奥)では転倒しやすい荷物も安定して収納ができる ▲後席シートの足元を有効活用できる「置きラクボックス」を設置。ケースモード(手前)ではシート下に収まる引き出しとして使用でき、中敷を立ち上げたバスケットモード(奥)では転倒しやすい荷物も安定して収納ができる

【SPECIFICATIONS】
■グレード:ムーヴキャンバス GメイクアップSAⅡ
■乗車定員:4名
■エンジン種類:水冷直列3気筒 DOHC ■総排気量:658cc
■最高出力(ネット):38(52)/6800 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク(ネット):60(6.1)/5200 [N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:3395×1475×1655(mm) ■ホイールベース:2455mm
■車両重量:920kg
■車両価格:154.44万円(税込)~

text/松本英雄
photo/奥隅圭之
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