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デジタル機能が強化された、フォルクスワーゲン up!(試乗レポート) / navi

(2017/10/09)

▲インフォテイメントシステムのコンポジション フォンを採用。これを使ってスマートフォンでペアリングさせると、ナビや各種機能をスマートフォンで見ることができる。専用アプリを用いることで、エコドライブのアドバイス機能など、計9つの機能を使うことができるそう ▲インフォテイメントシステムのコンポジション フォンを採用。これを使ってスマートフォンでペアリングさせると、ナビや各種機能をスマートフォンで見ることができる。専用アプリを用いることで、エコドライブのアドバイス機能など、計9つの機能を使うことができるそう

小さな“グランド・ツーリング”カー

up!が約5年ぶりにマイナーチェンジした。前後バンパーやボンネットのプレスライン、ヘッド&テールライトにも手が入り全体的にシャープな印象になり、見かけるたび思い出す“カールおじさん”感は少し薄れた。従来より全長だけ65mm延びたというが、それでも3610mmなのだから、ほとんど軽自動車並みのサイズだ。

事パワートレインは踏襲。1Lエンジンは、75ps/95Nmを発揮。2ペダルのロボタイズドMTである5速ASGを組み合わせる。導入当初はぎくしゃくすると不評だったASGも年月を重ねるたび確実に進化している。ただ正直に言えばパワーは少しもの足りない。実は本国ではこのマイナーチェンジを機に90ps/160Nmの1L TSIエンジンが用意されたが、日本には設定がない。広報資料によるとASGの設計上の最大入力は120Nmというから、日本導入は難しいのかもしれない。up!が本領を発揮するのは、ストップ&ゴーが多く多少ギクシャク感が伴う街中ではなく、高速道路だ。ボディ剛性高く、静粛性に優れ、小さな車であることを忘れるくらいヒタヒタと走る。

メーカーはこの新型ではデジタル機能の強化をうたっている。インパネ上部に備わる機種に合わせて伸縮可能なホルダーにスマホをセットして、ダウンロードしておいた専用アプリと純正システムをBluetooth接続すれば、ナビをはじめ燃費などの走行データの表示が可能。これまでにも似た例はあったが、確かにこれは使いやすい。

もし1.0TSI+MT仕様が正規輸入されたら、きっと買う。

▲従来からのシティエマージェンシーブレーキなどに加え、LEDポジションランプ付きヘッドライトやオートライト機能、レインセンサーなどの安全・快適装備がさらに充実した ▲従来からのシティエマージェンシーブレーキなどに加え、LEDポジションランプ付きヘッドライトやオートライト機能、レインセンサーなどの安全・快適装備がさらに充実した
▲インテリアは従来同様ポップな仕立て。ダッシュパッドには4色を用意、ダッシュボードにはしっとりとした光沢をもつIML加工が施された。上級グレードにはアンビエントライトも備わる ▲インテリアは従来同様ポップな仕立て。ダッシュパッドには4色を用意、ダッシュボードにはしっとりとした光沢をもつIML加工が施された。上級グレードにはアンビエントライトも備わる
▲シートカバーもデザインを一新、外側と中央にラインが入り、ダッシュパッドに合わせてカラーコーディネイトされている ▲シートカバーもデザインを一新、外側と中央にラインが入り、ダッシュパッドに合わせてカラーコーディネイトされている

【SPECIFICATIONS】
■グレード:high up! ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直3DOHC ■総排気量:999cc
■最高出力:75/6200[ps/rpm]
■最大トルク:95/3000-4300[N・m/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:5SCT
■全長x全幅x全高:3610x1650x1495(mm) ■ホイールベース:2420mm
■車両価格:193.8万円

text/藤野太一
photo/篠原晃一
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