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高い静粛性と快適な乗り心地のトヨタ 新型カムリ(試乗レポート) / navi

(2017/08/20)

▲15年連続で米国の乗用車販売台数No.1を獲得したトヨタ カムリが、7月10日にフルモデルチェンジした ▲15年連続で米国の乗用車販売台数No.1を獲得したトヨタ カムリが、7月10日にフルモデルチェンジした

新プラットフォームを採用で質感の高いセダンに

すべて新しいパーツを採用して作り上げた、新型カムリの出来は上々だ。先代に比べてとても上質さが増し、カムリの存在感が強まっている。新しいプラットフォームを生かしたデザインと技術力はぴたりと合致している。

国内ではハイブリッドのみの販売となる。グレードは、X、G、Gレザーパッケージの3種類が用意される。初めに17インチホイールが装備されているGから試乗する。シートに腰を任せた瞬間にリラックスした雰囲気に包み込まれる。ダッシュパネルとシートの位置は低められたが、前方の見切りはとても良好だ。乗り降りにも支障はない。インテリアは曲線を描くセンターパネルなど、躍動感のあるデザインが採用され、走行モードの切り換えスイッチ類はドライバーが使いやすいように集約し配置されている。ポジションを整え左右を確認すると、全幅は広くなりながらもボディの大きさを感じさせない。トヨタは新しいプラットフォームから小さく見せるあるいは感じるデザインが上手になった。

▲ドアトリムやアームレストなどの体に触れる部分には革調の柔らかな素材を使用している ▲ドアトリムやアームレストなどの体に触れる部分には革調の柔らかな素材を使用している
▲シフトレバー付近に集約された走行モード切り換えスイッチ。G、Gレザーパッケージには宝石のタイガーアイをイメージしたインテリアパネルが装着される ▲シフトレバー付近に集約された走行モード切り換えスイッチ。G、Gレザーパッケージには宝石のタイガーアイをイメージしたインテリアパネルが装着される

新型エンジンとハイブリッドシステムが合わさり静粛性が向上

走り始めて感じたのは静粛性の高さだ。新型2.5Lエンジンとハイブリッドの組み合わせは今までのモデルに比べて騒音と振動が少なくなり、明らかに静粛性が向上した。

加速時に、エンジン回転の上昇後に速度が乗ってくるのはCVT特有のものだが、トルクの立ち上がりはフラットで力強い加速をしてくれる。乗り心地はソフトで非常に快適だ。しかし、柔らかくふわふわするわけではなく、路面をしっかりと捉えるサスペンションなので、ドライバーや同乗者に不安を与えるような挙動は一切ない。乗り心地と快適性を重視した車と言えるだろう。

▲新型エンジンは33.4km/L(JC08モード)の低燃費を実現 ▲新型エンジンで、Xは33.4km/L(JC08モード)の低燃費を実現

インテリアのクオリティが高くスポーティな印象のGレザーパッケージ

次に18インチホイールが装着されるGレザーパッケージに試乗だ。こちらはシートが本革仕様となり、使われるレザーはレクサスと同じ素材を使用している。ドアを開けた瞬間からイイモノと感じとれる。内装でこれほど雰囲気が違うのかとあらためて思った。

走り出してみると、17インチよりもタイヤの剛性が高く、少しスポーティな印象だ。ステアリングを切り出した動きは機敏に感じられるだろう。スポーティで躍動感のあるデザインのカムリには18インチがお似合いだ。そして、変化し続けるカムリのチャレンジングなデザインが北米王者の風格を感じるのである。

▲Gレザーパッケージには切削加工が施された18インチアルミホイールが装着される ▲Gレザーパッケージには切削加工が施された18インチアルミホイールが装着される
▲ベージュ内装も設定されており、注文時に選択することができる ▲ベージュ内装も設定されており、注文時に選択することができる

【SPECIFICATIONS】
■グレード:X,G,Gレザーパッケージ ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC+モーター ■総排気量:2487cc
■最高出力:131(178)/5700 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:221(22.5)/3600~5200 [N・m(kgf・m)/rpm]
■モーター最高出力:88(120)[ kW(ps)]
■モーター最大トルク:202(20.6)[N・m(kgf・m)]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4885×1840×1445(mm) ■ホイールベース:2825mm
■車両重量:1540~1600kg
■ガソリン種類/容量:レギュラー/50(L)
■車両価格:329.4万~419.58万円(税込)

text/松本英雄
photo/尾形和美
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