新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧まるで人間の目!? Newアイサイト「ツーリングアシスト」とは(プロトタイプ試乗) / navi

クルマニュース

まるで人間の目!? Newアイサイト「ツーリングアシスト」とは(プロトタイプ試乗) / navi

(2017/08/18)

▲たゆむことなく進化を続けるスバル「アイサイト」が、次のステージへ! ▲たゆむことなく進化を続けるスバル「アイサイト」が、次のステージへ!

新機能「ツーリングアシスト」とは?

人が車を運転するうえで最も重要なことは、安全を最優先に考え、前方および周りの状況を確認しながら操作するということである。それには、ドライバーが自分の目で人や車などとの距離を測り、状況を把握してブレーキとステアリングの操作を行うことが必要だ。

しかし、どんなに優れたドライバーであっても、ドライブ中の一瞬のわき見や疲労によって、的確に判断できない状況に陥ることもあり得る。

そんなリスクと背中合わせにありながらも、自動車というものはプライベート空間が守られた最高の移動手段だ。安全で快適にドライブできれば、いっそう楽しさが増すというものだ。その楽しさや満足感をドライバーに提供してきたのが、スバルの「アイサイト」である。

すでに普及しているため、性能については今さら語る必要もないだろう。多くのユーザーに評価されたからこそ、認知度も上がった。「ぶつからない車」のテレビCMも衝撃的だった。

スバルは特に「前方の安全性」について、他社とは一線を画したこだわりをもっている。一番の特徴としてあげられるのは、他社が多く採用する「レーダーで状況を認識し、制御する」方式と違い、「2眼のステレオカメラで取得した情報から距離などを測定し、制御する」方式を採用している点である。いうなれば、人間の目と同じように状況を把握し、ブレーキと連動しているのだ。 これは、1989年の開発から一貫して養ってきた“スバルならでは”の技術である。

▲2眼のステレオカメラ ▲2眼のステレオカメラ

そして今年、また新たな技術をアップデートし、最高のアイサイトが完成した。

搭載されるカメラの映像は、モノクロからカラーに。色や形で大人や子供、バイクや自転車、ストップランプや信号まで認識できるようになった。このカメラのハードワークを製造しているのは、現在でも1社のみだ。それだけ門外不出の技術なのである。

▲カメラの認識イメージ ※認識対象は高さ1m以上 ▲カメラの認識イメージ ※認識対象は高さ1m以上

もちろん、レーダーと共存させることも考えたそうだ。レーダーは「見えない先のモノ」を捉える能力が高い。しかし、現代の道路状況で実際に車を走らせてみると「見えない先のモノ」まで把握する必要はあまりないとスバルは判断した。「前方の見えるモノ」を確実に捉えることを最優先し、高度の運転支援システムを作り上げることを念頭に進化したのだ。より安全な装置ほど、広く普及しなければ、本当の効果を発揮できないという考え方がスバルにはある。

その結果できあがったのが、今回披露された「アイサイト・ツーリングアシスト」である。

高速道路も極力緩やかなカーブに整備されてきている昨今、「クルーズコントロール(車間距離と速度を設定に合わせ維持する機能)」のみで前方の車と一定の距離を置いて走らせるのは、もはや「当たり前」になってきた。国産・輸入を問わず、多くの車に採用されている。

一方で、渋滞時など車間が短くなる状況では、レーダー方式では少々苦しくなる場合もある。新しいアイサイトは、そのあたりが違った。

車間が短くなってもスムーズに制御する。ブレーキのギクシャク感も思った以上に少ない。また、白線がしっかりとある有料道路などでは、自然にレーン中央にコントロールしてくれた。白線では捉えられないレーンキープも、前走車を見ながら想定して伴走し、安定感が増している。障害物や白線の破線の影響によって少々波はあるものの、渋滞でもレーン中央をキープしやすくなり、突然の割り込みでも対処しやすくなったことは確実な進化だ。

そして今回のアイサイトは、先代よりブレーキやステアリングがスムーズになった印象が強い。追従性のギクシャク感は本当に少なくなったように思う。

何より、ソフトウエアの一部改良のみで、このような自動運転につながるバージョンアップを図ったことは素晴らしい。

▲今後、他のモデルに関しても新型へチェンジするタイミングでこの「ツーリングアシスト」を標準搭載していく予定とのこと ▲今後、他のモデルに関しても新型へチェンジするタイミングでこの「ツーリングアシスト」を標準搭載していく予定とのこと

ドライバーが疲れてくると、車は左右に振れる。それが事故につながる可能性もある。

「事故をなくして楽しいツーリングをしてほしい」というのがスバルが実現したい世界だ。そして、高価なビルドアップよりも、まずは普及しやすいコストで広めることが必要だと考えている。新しいアイサイトでは、そのような意志がひしひしと感じられた。

この試乗会ではプロトタイプでの試乗だったが、初採用された新型レヴォーグでは、公道での感想なども述べたい。

text/松本英雄
photo/SUBARU、編集部
クリックでタグの選択
最新ニュース
【試乗】新型 スズキ ハスラー|新開発エンジン&CVTで他の追随を許さないほどに完成されたクロスオーバーSUV軽(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.4 】1989年 日産 スカイラインGT-R|280ps、36.0kg-mの圧倒的なパワー!!180km/hにわずか15秒台で突入する(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.3 】1990年 三菱 GTO|280馬力を生かす4WDの走りが魅力!(2020/02/16)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.2 】1990年 日産 パルサーGTI-R|超パワフルなのに安定した走り やはり230馬力はハンパじゃない(2020/02/16)
【試乗】新型 BMW X1|外見は迫力が増し、走りは繊細さが増したシティ派SUV(2020/02/15)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
keep
【試乗】新型 トヨタ カローラツーリング|バンのイメージを払しょくするスポーツワゴン(2019/11/17)
3
up
【試乗】新型 ホンダ ヴェゼル モデューロX|カスタマイズパーツによるさらなる進化を感じるヴェゼル(2020/01/19)
4
down
【試乗】新型トヨタ ヤリス(プロトタイプ)|TNGAプラットフォームの中で最も優秀! トヨタらしい自動車づくりを感じた一台(2019/12/16)
5
keep
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
6
up
【試乗】ボルボ V40クロスカントリー|惜しまれつつも生産終了となったが、コンパクトモデルの中で最もプレミアムなモデルだと再認識した(2019/12/08)
7
down
【試乗】新型 スバル XV|成熟が期待できるプラットフォームだけに、さらに先のマイナーチェンジも楽しみなモデル(2020/01/03)
8
keep
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
9
down
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ GLE|走り、積載性、高級感を高次元でかなえるハイパフォーマンスSUV(2020/02/09)
10
up
【試乗】新型 マツダ MAZDA3ファストバック スカイアクティブX|ATは「上品さ」、MTは「楽しさ」。それぞれ異なる性格をもつモデルだ(2020/01/06)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027