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マイナーチェンジでターボが追加されたハリアー。スポーティかつ安定感のある走りが実現 / navi

(2017/11/05)

▲今年6月のマイナーチェンジで追加されたターボ車。軽快でパワーのある走りが楽しめる ▲今年6月のマイナーチェンジで追加されたターボ車。軽快でパワーのある走りが楽しめる

マイナーチェンジでターボ車が登場!

高級SUVとして20年前に登場したハリアーだが、現行型となる3代目も高級な雰囲気は継続し、人気を得ている。これは何よりもすごいことである。3代目は少し若者向きのエッセンスを入れた、引き締まったデザインで軽快さを演出している。複雑なデザインに頼らずに、飽きのこないボディだけで勝負できる自信がハリアーにはみなぎっているのだ。

今回のマイナーチェンジでは、軽快なデザインにぴったりの2L直噴ターボユニットが搭載された。このエンジンは、レクサスのNX300でもすでにお馴染みだが、ハリアーに搭載するにあたり7馬力ほど出力がダウンしている。これはトヨタとレクサスの差ということではなく、マフラーの最大出力の差によるもので、最大トルクは同じである。馬力ではそれほど差は感じないはずだ。実際に乗ったフィールは、後ほどお伝えしよう。

▲新しく搭載された2L直噴ターボユニット ▲新しく搭載された2L直噴ターボユニット

まずは外観から。現行型とはいえ、4年が経過すると古さは否めない。しかしエクステリアに目を向けると、ヘッドライトやテールランプにコストをかけていることが分かる。その証拠に、透明感のあるLEDライトユニットが装着され、質感が高められている。目元の輪郭を整えることで、車全体の価値を高めることに成功している。たかだかライトと侮るなかれ、だ。

続いて、内装に目を向けてみよう。今回用意された車は、シートにナッパレザーを使った最も豪華な仕様である。しっとりとした質感のレザーは手触りが良く、身体を落ち着かせる。しかし、シートに良質な本革を使ったため、サイドパネルやセンタークラスターに使われている合成皮革との差が出てしまった。これは、これからの課題である。

▲上質なナッパレザーが使われたシート。「PROGRESS“Metal and Leather Package”」と「PREMIUM“Metal and Leather Package”」のグレードに標準装備されている ▲上質なナッパレザーが使われたシート。「PROGRESS“Metal and Leather Package”」と「PREMIUM“Metal and Leather Package”」のグレードに標準装備されている
▲シフトパネルなどにアルミヘアラインが使われ、上質さを演出している。サイドパネルなどに使われている合成皮革が少し気になるところだ ▲シフトパネルなどにアルミヘアラインが使われ、上質さを演出している。サイドパネルなどに使われている合成皮革が少し気になるところだ

では試乗だ。エンジンの静粛性はとても良い。走り出して100メートルほどは石畳が続いたが、それほど振動は気にならない。アスファルトの公道に出て、アクセルを少し踏み込んでみる。驚くほど軽快だ。レクサス NXの比ではない。本当に速い。加速はスポーティ。

これはNXに比べて50kgほど軽量ということが理由である。しかし軽いと、乗り心地は突き上げるような感覚を受ける傾向になるが、これも改良しているのだろう。とても安定感がある。

FFでもトラクションは抜群で、リアのサスペンションの収まりも良い。4年前に試乗した際、リアが落ち着かないのが気になったが、それはなくなっていた。とても心地よい。進化が感じられる。

6ATは今となっては古い印象を持つ方もいるかもしれないが、エンジンが力強く、ギア比が離れていても気にならない。変速も大らかなプログラミングで良い。コストも考えつつ、ユーザーにマイナーチェンジ後の良さを十分伝えられる仕様となった。

【SPECIFICATIONS】
■グレード:PROGRESS“Metal and Leather Package” ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1998cc
■最高出力:170(231)/5200-5600 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:350(35.7)/1650‐4000 [N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:6AT
■全長x全幅x全高:4725x1835x1690(mm) ■ホイールベース:2660mm
■車両価格:438.048万円(税込)
 

text/松本英雄
photo/尾形和美
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