新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧アルファロメオからついにSUVが誕生! 『ステルヴィオ』の魅力は美しいイタリアンデザインとSUVとは思えないスポーティな走りである。 / navi

クルマニュース

アルファロメオからついにSUVが誕生! 『ステルヴィオ』の魅力は美しいイタリアンデザインとSUVとは思えないスポーティな走りである。 / navi

(2018/08/06)


▲7月21日に発売されたアルファロメオ初となるSUV『ステルヴィオ』
▲7月21日に発売されたアルファロメオ初となるSUV『ステルヴィオ』

アルファロメオから初のSUV“ステルヴィオ”が発売

アルファロメオから初のSUV“ステルヴィオ”が発売された。

車名となった“ステルヴィオ”は世界有数の峠の1つだ。イタリアとスイスの国境に近いこの場所はドライブ好きならば一度は行ってほしい峠である。ステルヴィオ峠の連続するタイトなヘアピンカーブとそれをつづる石垣などの雰囲気は趣があって絶景だ。

この峠は起伏の高低差とタイトに連なるカーブとしても有名である。特に下りでは自動車メーカーのテストコースでもかなわないような道路になっており、ハンドリング・ブレーキングの性能を見るには絶好の場所である。 ヨーロッパの車はこのような道で鍛えられているのだ。

この車名にしたからにはハンドリング・ブレーキングともに自信があるに違いないと感じた。

SUVであってもアルファロメオらしい走りは健在

軽井沢で公道試乗を行ったため、インプレッションをお伝えする。

ステルヴィオ峠とはいかないが、碓氷峠と高速から軽井沢につながるワインディングは、上り下りともに充実した路面である。車の性能を測り知るには十分な場所だ。

2L ツインスクロールターボのアイドリングはとても静かだ。4気筒であるがエンジンの振動もかなり抑えてある。

早速、センターコンソールにあるレバーをDレンジに倒す。ソフトな動きによるセレクトが高級な雰囲気だ。

そして、ゆっくりとクリープから発進させる。トルクコンバータ式のATは極低速での扱いがしやすい。基準を確かめるため、ナチュラルモードで走らせてみた。 8速ATは実にスムーズにシフトアップ、ダウンを繰り返し、アクセルとギアが連動して最適なポジションをセレクトする。

4気筒エンジンサウンドの良さはアルファロメオの真骨頂だ。1954年のジュリエッタから4気筒では最も乾いた官能的なサウンドで魅了してきた。静粛性は高いが、リアから聞こえるマフラー音はもっと高回転で聴きたくなる。

2Lから280psを発揮するユニットの扱いやすさは満点だ。しかもエンジンを回しても楽しい。ステルヴィオは車重の割に軽快に走り、ハンドリングも軽やかなのだ。このなんともいえない感覚はアルファロメオならではの味付けである。

同社の155 Q4もそうであったが、アルファロメオの特徴はステアリングを切った時に素早く切り込んでいくところだ。ドライバーは素早い車の動きを感じるに違いない。

SUVのステルヴィオであってもハンドリングは変わらず、素早い車の動きを感じられる。そこからゆっくりと軽くロールさせ、路面接地性を高め、乗員の横Gを抑えている。

シャシー剛性も高く、細かな路面の凹凸も素直にいなす。下りのワインディングはブレーキ性能が最も理解できる。ブレーキペダルの取付剛性が高く、確実なブレーキフィールを生む。

しかし、それ以上にディスクブレーキとキャリパー、ペダルからの油圧バランスがよく、細かなコントロールがしやすいのだ。アルファロメオ社がかつてブレンボ社に提案してキャリパー事業を起こしただけあってお互いはあうんの呼吸である。

運動性能も抜群だ。電子制御4WDならではのきめ細やかな制御により、スポーティに走れる。タイトな道でも高速コーナーでもいつでもステアリングを切った瞬間にアルファロメオの伝統的なハンドリングだとわかる。乗らないとこのフィールは理解できないが、表面には現れないアルファロメオの個性がステルヴィオにも宿っているのだ。


▲2.0L ターボエンジン。時期は未定だが年内に2.9L 510psのクアドリフォリオも導入予定
▲2.0L ターボエンジン。時期は未定だが年内に2.9L 510psのクアドリフォリオも導入予定

イタリア車らしい上質なデザイン

昨年アメリカでも一足先にステルヴィオを見て座っているがインテリアのセンスの良さにはただうなずくばかりであった。

ツヤを抑えたマットなウォールナットとダッシュボードのブラックとベージュのコントラスがモダン家具のよう。エレガントな装いだ。

また、センタークラスター、ダッシュボード、ドアのインナーパネルまでの色使いやデザインは統一感がある。このあたりの美しさはイタリア車ならではだ。

メーターまわりはアルファロメオがスポーツカーである証しのごとく深いデザインとなっている。さらにメーター上部の積み重なったデザインは新しさも感じられる。

独特なスタイリングにノーブルなインテリア、程よい大きさで高級感が詰まったSUVはありそうでない。


▲統一感のとれた上品なインテリア。シートカラーはベージュ、木目はウォールナット
▲統一感のとれた上品なインテリア。シートカラーはベージュ、木目はウォールナット text/松本英雄
photo/尾形和美

【SPECIFICATIONS】
■グレード:Alfa Romeo Stelvio FIRST EDITION ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直列4気筒マルチエア16バルブ インタークーラー付ツインスクロールターボ
■総排気量:1995cc
■最高出力:206(280)/5250[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:400(40.8)/2250[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:8AT
■全長x全幅x全高:4690 x 1905 x 1680(mm) ■ホイールベース:2820mm
■ガソリン種類/容量:ハイオク/64(L)
■JC08モード燃費:11.8(㎞/L)
■車両価格:689万円(税込)

クリックでタグの選択
最新ニュース
【試乗】日産 ノート e-POWER/セレナ e-POWER/エクストレイル│コンディションの悪い雪の公道で見えた、モデルごとの得手不得手(2020/03/30)
【試乗】日産 フェアレディZ/GT-R/ノート e-POWER│思わずギリギリまで攻めたくなった! 低・中速域のコントロール性を雪上コースでテスト(2020/03/28)
【試乗】日産 NV350キャラバン/スカイライン│雪上でクルクル定常円旋回! 全く異なる2台を、ドリフト状態に持ち込みテスト(2020/03/25)
【試乗】日産 スカイライン400R/リーフe+/デイズ│雪上でのフルブレーキ&スラローム走行でわかった! モデルごとの車両制御性能の良しあし(2020/03/24)
【試乗】新型 ホンダ フィット│心地よさと走行性能を両立させ、先代より大幅な進化を感じる車だ(2020/03/18)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
up
【試乗】新型 トヨタ カローラツーリング|バンのイメージを払しょくするスポーツワゴン(2019/11/17)
3
down
【試乗】新型 ホンダ フィット│心地よさと走行性能を両立させ、先代より大幅な進化を感じる車だ(2020/03/18)
4
keep
【試乗】マツダ CX-8/CX-5/CX-30│まさかここまでとは! オフロード試乗でわかった、マツダSUVシリーズ真の実力(2020/02/28)
5
keep
【試乗】新型トヨタ ヤリス(プロトタイプ)|TNGAプラットフォームの中で最も優秀! トヨタらしい自動車づくりを感じた一台(2019/12/16)
6
keep
【試乗】日産 ノート e-POWER/セレナ e-POWER/エクストレイル│コンディションの悪い雪の公道で見えた、モデルごとの得手不得手(2020/03/30)
7
up
トヨタ アルテッツァ AS200 【プレイバック試乗記】(2008/09/19)
8
up
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
9
up
【試乗】新型 スズキ ハスラー|新開発エンジン&CVTで他の追随を許さないほどに完成されたクロスオーバーSUV軽(2020/02/17)
10
keep
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027