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新型CLSは獰猛な顔付きに似合わず、驚くほど静かでスムーズなモデルだ! / navi

(2018/10/02)


▲2018年6月に登場した3代目CLS。今回は2つのモデルに試乗することができたのでインプレッションをお届けする(写真はCLS 220 d Sports)
▲2018年6月に登場した3代目CLS。今回は2つのモデルに試乗することができたのでインプレッションをお届けする(写真はCLS 220 d Sports)

ヨーロッパでは元祖4ドアクーペといわれるメルセデスベンツ CLS

初代CLSはメルセデスとしては極めてアバンギャルドなスタイリングで、従来までのコンサバティブな印象を打破し、スポーティなカリスマ性とコンフォートな実用性を兼ねたモデルであった。

C257型と呼ばれる3代目は、ルーフを低くしグラスエリアは小さくなりクーペスタイルを強調したデザインとなった。初代のDNAを呼び起したような獰猛でスポーティなマスクも印象的だ。

今までのモデルは、4ドアクーペということをアピールするためすべて4シーターであったが、新型モデルには5シーターが設定された。

今回は“CLS 220 d Sports”と“CLS 450 4MATIC Sports”2つのモデルに試乗する機会を得たので、インプレッションをお届けしたい。

とにかく静かで快適なディーゼルモデル|CLS 220 d Sports

初めはディーゼルモデルのCLS 220 d Sportsに試乗する。

ディーゼルエンジン搭載モデルは先代より日本に導入されたが、高い静粛性と機動力、そして価格が魅力的だったと記憶している。

先代の220 dとはエンジン形式が変わったため、大きな期待をもって試乗した。

全長は5mもあるにも関わらず、ロングノーズショートデッキを基本に引き締まったスタイリングをもちスポーティだ。

着座位置から見た景色は低い。新しくも伝統を感じることができ、インフォメーションアーキテクチャーデザインが共通化されたインテリアを見ると、メルセデスの乗用車だと実感する。

十分に温まったエンジンのアイドリングは、ディーゼルとは感じさせない静粛性がある。走りだして燃焼が高まっても、高級感ある静粛性に変わりはなく快適だ。

4Lクラスのガソリンエンジン以上のトルクをもつため、素晴らしい加速を見せてくれた。エンジン回転を向上させなくともシャープでスムーズな加速ができる点はディーゼルエンジンの特徴だが、街中から高速道路でのクルージングまで疲れを感じることは少ない。

組み合わされる9速ATはとても滑らかで、正直どこでシフトしたのかわからないほどだ。

19インチの扁平率40%というスポーティなタイヤを履いているが、乗り心地はすこぶる良好だ。

メルセデスの伝統的な堅固なボディと張りのあるサスペンションの組み合わせにより、前後ともに剛性が高い。

大きな振幅時にもゆったりと動くボディからは、スポーティさとともに優雅さを感じることができる。

雨の日の試乗だったが、ここまで接地感が高く安心できるFRを作ることができるメルセデスには、さすがと感じずにはいられない。

4ドアクーペという形状のため、人によってはクオーター辺りの見切りに不安を感じることもあるかもしれない。しかし、いくつもの安全装備がしっかりとドライバーをサポートしてくれるため、安心感は高い。


▲当然ながらインテリアの質感は高い。ジェットエンジンのタービンをイメージした前席の送風口にはアンビエントライトと連動するなど、最新の技術があしらわれている
▲当然ながらインテリアの質感は高い。ジェットエンジンのタービンをイメージした前席の送風口にはアンビエントライトと連動するなど、最新の技術があしらわれている
▲スポーティさが際立つフラットなウインドウラインと低いウインドウフレーム
▲スポーティさが際立つフラットなウインドウラインと低いウインドウフレーム

+200万円以上の付加価値を感じられる|450 4MATIC Sports

次は450 4MATIC Sportsに試乗した。

高速と山間部のワインディングを300kmほど走ったが、220 dとは全く違う印象だ。

450 4MATIC Sportsの最大のポイントは、メルセデスの直列ガソリンエンジンとして初めてターボチャージャーを搭載した点と、『ISG』を導入したことだ。

ISGとはエンジンとトランスミッションの間に発電機とスターターを備えているシステムで、ホンダのハイブリッドによく似ている。

アイドリングストップからの再始動時や燃料消費が大きい走り出しの部分を補助し、スムーズで力強い加速に貢献する。

技術自体はそれほど目新しいものではないが、ISGにはさらに高級感を高めたスムーズさがある。

450 4MATIC Sportsは、3LターボエンジンにこのISGが搭載され、367ps/51.0kgf・mもの出力を発生。それに4MATICという四輪駆動システムが組み合わされる。

直列6気筒はエンジンバランスなどの素性がとてもいい。静粛性と加速したときの伸びやかさはスポーツクーペには格別な付加価値をもたらす。

4MATICシステムは、ドライバーのステアリングフィールに大きく介入せずスタビリティを向上させるシステムで、他社の四輪駆動システムとは違った安心感を第一に考えた制御だ。

以前、突発的な雪に見舞われた際に、サマータイヤを履いた状態でも難なく走行することができたことを思い出す。

電気系は電気機器増加に伴い48V化された。将来を見据えたシステムで、効率よく使用できることも魅力である。

220 dと比べると、さらに乗り心地と静粛性が高く、どっしりとした伝統的なサルーン要素もある。

2台の価格差は200万円以上あるが、450 4MATIC Sportsには価格以上の付加価値があるだろう。



▲ハイパワーをしっかりと路面に伝える4MATICシステム。ドライビング時の安心感は高い
▲ハイパワーをしっかりと路面に伝える4MATICシステム。ドライビング時の安心感は高い text/松本英雄
photo/尾形和美

【SPECIFICATIONS】

■グレード:CLS 220 d Sports ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1949cc
■最高出力:143(194)/3800 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:400(40.8)/1600~2800 [N・m(kgf・m)/rpm]
■使用燃料・タンク容量:軽油・66L
■駆動方式:FR ■トランスミッション:9AT
■全長x全幅x全高:5000x1895x1430(mm) ■ホイールベース:2940mm
■車両価格:799.0万円(税込)

■グレード:CLS 450 4MATIC Sports ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直6DOHCターボ ■総排気量:2996cc
■最高出力:270(367)/5500~6100 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:500(51.0)/1600~4000 [N・m(kgf・m)/rpm]
■使用燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・66L
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:9AT
■全長x全幅x全高:5000x1895x1425(mm) ■ホイールベース:2940mm
■車両価格:1038.0万円(税込)

メルセデス・ベンツ CLS(現行型)のカタログはこちら
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