新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧ノートにeーPOWER NISMOを超える韋駄天モデル“NISMO S”が追加 / navi

クルマニュース

ノートにeーPOWER NISMOを超える韋駄天モデル“NISMO S”が追加 / navi

(2018/10/18)


▲ノートに新たに追加されたe-POWER NISMO Sのエクステリアはe-POWER NISMOと変わらない。発電用エンジン出力と駆動を担うモーター出力を向上させたハイパワーモデルだ
▲ノートに新たに追加されたe-POWER NISMO Sのエクステリアはe-POWER NISMOと変わらない。発電用エンジン出力と駆動を担うモーター出力を向上させたハイパワーモデルだ

オーテックモデルはバランスの良い逸品が多い

日産を支えている国内モデルといえば5ドアハッチバックのノート。

中でも抜群の人気を誇っているのが“e-POWERモデル”であることはみなさんすでにご存じであろう。良いモノは売れるという市場に任せた典型的なモデルである。

そのノート e-POWERのハイパフォーマンスモデルとして昨年登場したのが、“ノート e-POWER NISMO”だ。

“NISMO”は日産のレーシングカーはもちろん市販のハイパフォーマンス車も提供しているブランドで、日産系の会社「オーテックジャパン」が量産車をベースにコンバージョンを行っているモデルだ。制作モデルの方向性が見えることと前向きな取り組み方や姿勢に好感がもてる。

オーテックが手がけたモデルの多くは、サスペンションやシャシーのバランスが取れていると感じる。

そのオーテックの手でノート e-POWER NISMOをパワーアップさせたモデルが「ノート e-POWER NISMO S」である。


▲e-POWER NISMOとの見た目の違いは “S”が追加されたこのエンブレムのみ。NISMOから過度な演出を施さない「わかる人にはわかる」的なところもある意味、好感がもてる
▲e-POWER NISMOとの見た目の違いは “S”が追加されたこのエンブレムのみ。NISMOから過度な演出を施さない「わかる人にはわかる」的なところもある意味、好感がもてる

モーターパワー炸裂! これで十分だよ、e-POWER NISMO

そのNISMO Sをテストコースで試乗した。

比較のために、e-POWER NISMO、e-POWER NISMO Sという順で試乗をする。

テストコースは高速ストレート、スラロームに加え、タイトなコーナリングも試せる日産の試験場内コース。多少の高低差もあることから、車両のポテンシャルを知るには安全にかつ気持ちの良く走れるコースである。

最初は98psのノート e-POWER NISMO。編集部の大脇さんを隣に乗せ、ストレートで公道ではあり得ないフル加速を試す。

トルクがある分、大人2名乗車でも想像以上に速い。スペック上では最高速は155km/hだというが、短いストレートでもあっという間におよそ140km/hに到達する素晴らしい加速だ。

そこから中速コーナーを抜けてスラロームに侵入する。ガソリン車と比べてパワーバンドを意識する必要もなく、ただアクセルのコントロールとステアリング舵角を最小にする意識だけでキレイに速くすり抜けられる。

正直言って十分なパフォーマンスである。助手席の編集部大脇さんも、モーターならではの加速感とNISMOのセッティングにガソリン車とは違う“速さ”を感じたようだ。

ただ、1周でバッテリーはかなり減ってしまう。蓄電量が少なくなるとパワーダウンは否めない。とは言え、通常走行をしばらく続けることで充電される。サーキットを何周もする走りには向かないが、パフォーマンスを瞬間的に最大限引き出す必要がある公道では、十分実用的なシステムと感じる。


▲乗車人数も上り坂も全く苦にしない加速力をもつe-POWERシステムを、“S”はさらにパワーアップしているため、スペック以上の速さを体感できる。またNISMOチューンされた足回りのセッティングは、コーナリングの旋回時にスポーツハッチとしてのバランスの良さを感じられる
▲乗車人数も上り坂も全く苦にしない加速力をもつe-POWERシステムを、“S”はさらにパワーアップしているため、スペック以上の速さを体感できる。またNISMOチューンされた足回りのセッティングは、コーナリングの旋回時にスポーツハッチとしてのバランスの良さを感じられる

これ、全然違うじゃん! すごいよ“NISMO S”


▲心臓部の見た目はe-POWER NISMOと変わらないが、オーテックによってモーター最高出力は80 kW から100kW(136ps)にアップ、最大トルクは254 N・m から320N・mと3L超のガソリンエンジン車並みにアップしている
▲心臓部の見た目はe-POWER NISMOと変わらないが、オーテックによってモーター最高出力は80 kW から100kW(136ps)にアップ、最大トルクは254 N・m から320N・mと3L超のガソリンエンジン車並みにアップしている

続いては136psまでパワーアップしたノート e-POWER NISMO S。先ほどと同様、第1コーナーに向けてフル加速する。その加速力はe-POWER NISMOとはもはや別次元。助手席の大脇さんの「違う! 違う! 違う!」という叫び声とともに、あっという間に時速160kmを超える速度に達した。

スペック上では最高速は時速170kmということなので、700m程度のストレートでこの速度に達したことから、この大きさのモデルにしては相当速い。

ドライバーの私はもちろん、同乗者にもハッキリとわかる違いを“NISMO S”は見せてくれた。

本物のスポーツの世界へ足を踏み入れたe-POWER

どちらのモデルもセレクタモードは“S”で走行したが、“S”の方がアクセルはレスポンシブで、スラロームでも速く、専用にセッティングした電動パワーステアリングの重量感も微調整をしっかりとできていてトレースがしやすい。

サスペンションのセッティングはノート e-POWER NISMOと同様というが、Sの方がよりセッティングのバランスが取れているように感じられた。


▲専用のレカロ社製バケットシートによって加速や横Gに対しても身を預けやすく安心感が高められている。そして乗り心地もすこぶる良い
▲専用のレカロ社製バケットシートによって加速や横Gに対しても身を預けやすく安心感が高められている。そして乗り心地もすこぶる良い

最新のシャシーをチューニングしたわけではないが、培われた職人技のボディ補強によって最新モデルに見劣りしないシャシーと乗り味を見事に作り上げたオーテックジャパンを日産自動車は大切にしなければいけない。

公道での高速の本線に合流する加速シーンやタイトなワインディングを駆け抜ける加速を想像するだけで、“S”が韋駄天なのは明白である。


Photo:尾形和美

Photo:尾形和美

Photo:尾形和美

Photo:尾形和美
text/松本英雄
photo/尾形和美

【SPECIFICATIONS】※試乗車
■グレード:1.2 e-POWER NISMO S ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直列3気筒DOHC+モーター ■総排気量:1198cc
■モーター最高出力:100(136)/2985-8000 [kW(ps)/rpm]
■モーター最大トルク:320(32.6)/0-2985[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD ■トランスミッション:-
■全長x全幅x全高:4165 × 1695 × 1535(mm) ■ホイールベース:2600mm
■車両価格:267万1920円~294万1920円(税込)

日産 ノート e-POWER NISMO Sのカタログはこちら
クリックでタグの選択
最新ニュース
【試乗】新型トヨタ ヤリス ガソリン&ハイブリッド│ボディ剛性と静粛性が高い! ついスポーティな走りがしたくなる(2020/05/30)
【試乗】新型 アルピーヌ A110S │腕自慢に乗ってほしい! 本場アルプスで鍛えられた、超ストイックなリアルスポーツカー(2020/05/22)
【試乗】新型 BMW X7|500km以上の道のりでも駆けぬける歓びが絶えず湧き上がるラグジュアリーSUV(2020/05/18)
【試乗】ポルシェ パナメーラスポーツツーリスモ GTS│ワゴンながらその名に恥じない運動性能の高さがたまらない(2020/05/14)
【試乗】ホンダ フリード+ クロスター│滑らかな走りと広々室内が魅力の1台(2020/04/29)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
keep
【試乗】マツダ CX-8/CX-5/CX-30│まさかここまでとは! オフロード試乗でわかった、マツダSUVシリーズ真の実力(2020/02/28)
3
keep
【試乗】ホンダ フリード+ クロスター│滑らかな走りと広々室内が魅力の1台(2020/04/29)
4
keep
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
5
keep
【試乗】新型トヨタ ヤリス ガソリン&ハイブリッド│ボディ剛性と静粛性が高い! ついスポーティな走りがしたくなる(2020/05/30)
6
keep
【試乗】新型トヨタ グランエース│後席が快適なことはもちろんドライバーにも気を利かせたモデル(2020/04/12)
7
up
【試乗】新型 マツダ MAZDA3ファストバック スカイアクティブX|ATは「上品さ」、MTは「楽しさ」。それぞれ異なる性格をもつモデルだ(2020/01/06)
8
down
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
9
up
【試乗】新型 ホンダ フィット│心地よさと走行性能を両立させ、先代より大幅な進化を感じる車だ(2020/03/18)
10
up
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ CLA|二度見不可避! モデルチェンジでさらに洗練されたモダンクーペ(2020/02/21)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027