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公道試乗でわかった! 新型フォレスターのガソリンモデルとHVモデルの違い / navi

(2018/10/08)


▲2018年7月に販売開始となった新型スバル フォレスター。今回は公道で試乗する機会を得たので、インプレッションをお届けしたい
▲2018年7月に販売開始となった新型スバル フォレスター。今回は公道で試乗する機会を得たので、インプレッションをお届けしたい

フォレスターにもSGPが採用された

スバルグローバルプラットフォーム(SGP)となってからのスバルは性能を一気に向上させた。

第1弾はインプレッサであったが、このクラスのFRレイアウトのプラットフォームとしては世界的に見ても相当水準が高い。

初めてSGPのフレームを見せてもらったとき、見えない部分にまで美しさを求めている印象を受けた。

「高性能のプラットフォームは美しくなくてはならない」という、エンジニアの美学が積み込まれているのだろう。

そのSGPが新型フォレスターに採用された。ボディの形状を見ればさらに熟成されたモデルになったことがわかる。今回は特にリアハッチまわりの剛性を向上させたという。

以前クローズドコースで試乗することができたのだが、ハイブリッドモデルの性能の良さがあまり伝わってこなかった。

一方で2.5Lのガソリンモデルは、CVTの制御を含めてドライバビリティが高いと感じていた。

ただ、両モデルに言えることがあった。それは高さのあるボディでありながら、サスペンションがよく動いたときでも不安定さを感じることがないということだ。

しかし、公道ではアスファルトの状態が均一ではなくうねりがあったり、交通状況によってはストップ&ゴーを繰り返す場面が多く、ネガティブな部分が露呈しやすい。

今回は、ガソリンモデルの『Premium』と、HVモデルの『Advance』について公道試乗する機会を得た。公道ならではのポイントを踏まえてインプレッションをお届けしたい。

⇒ クローズドコースでの試乗レポートはこちら

力強く乗り心地も良いが……気になる点も残る|Premium

まずは2.5LガソリンモデルのPremiumからだ。

SGPが採用されたことで、エンジンの振動はとても抑えられている。

アイドリング状態のときに気になったのが、コンプレッサーがオンになったときの“カチッ”という音だ。昔から気になっていたが、こればかりは何年たっても良くならない。

さらにその瞬間だけは、エンジン回転数がぐっと落ちて振動が発生してしまうのだ。

アクセルを開けると走り出しは力強くタフな印象で、乗り心地も良い。

CVTはスムーズで、エンジンのおいしい部分を使いながら回転を落とし、燃費にも寄与するセッティングになっているようだ。

ただし、アクセルを戻しブレーキで速度を落していくときに限り、急にギクシャクする部分がある。

同様のエンジンとCVTを使っているレガシィアウトバックはとてもスムーズでそのようなことは、皆無なのだが、フォレスターではドライバビリティよりも燃費に振った制御になっているのだろう。

前述のとおり、市街地には急に路面がうねっているような場所があり、今回の試乗中にも遭遇した。

そのときにサスペンションを良く動かすセッティングは良いのだが、身体の腰の辺りの揺さぶりが大きく、ヒップが左右に動いてしまった。

どこのメーカーも躍起になってヒップの揺さぶりは消しているため、余計に気になってしまったポイントだ。


▲2.5Lガソリンエンジンは力強い加速を見せてくれた。しかし、市街地のような複雑なコンディション下では、いくつか気になる点もあった
▲2.5Lガソリンエンジンは力強い加速を見せてくれた。しかし、市街地のような複雑なコンディション下では、いくつか気になる点もあった

市街地で安定しているのはe-BOXERモデル|Advance

次にe-BOXER搭載のHV仕様、Advanceだ。

市街地のストップ&ゴーを繰り返す場面でも、常に安定したパフォーマンスを繰り広げていることは意外だった。

CVTの動きにギクシャク感はなく、ガソリンモデルと比べてもさらにスムーズだ。

クローズドコースでは気になったエンジン音も、高速走行時をのぞけば静粛性が高く、ほとんど気にならない。

ガソリンモデルで気になったヒップの動きも、車重と重心の違いによるサスペンションセッティングの差だろうか、収束が速く安定感がとても高いのだ。

突然登場したプラットフォームでここまで高い性能を発揮できることはすごい。

クローズドコースと公道での試乗を通し、市街地が多いユーザーはHVモデルで、高速走行が多い方にはガソリンモデルが適していると感じた。


▲先代まで設定されていたターボモデルが廃止となり、2Lハイブリッドの「e-BOXER」搭載モデルが加わった
▲先代まで設定されていたターボモデルが廃止となり、2Lハイブリッドの「e-BOXER」搭載モデルが加わった
▲クローズドコースでは気づかなかった市街地での安定性を実感することができた
▲クローズドコースでは気づかなかった市街地での安定性を実感することができた text/松本英雄
photo/尾形和美

【SPECIFICATIONS】

■グレード:Premium ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4気筒 DOHC ■総排気量:2498cc
■最高出力:136(184)/5800 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:239(24.4)/4400 [N・m(kgf・m)/rpm]
■使用燃料・タンク容量:レギュラー・63L
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:CVT
■全長x全幅x全高:4625x1815x1715(mm) ■ホイールベース:2670mm
■車両価格:302.4万円(税込)

■グレード:Advance ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4気筒 DOHC+モーター ■総排気量:1995cc
■最高出力(エンジン):107(145)/6000 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク(エンジン):188(19.2)/4000 [N・m(kgf・m)/rpm]
■最高出力(モーター):10(13.6) [kW(ps)]
■最大トルク(モーター):65(6.6) [N・m(kgf・m)]
■使用燃料・タンク容量:レギュラー・48L
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:CVT
■全長x全幅x全高:4625x1815x1715(mm) ■ホイールベース:2670mm
■車両価格:309.96万円(税込)

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