新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧【試乗】新型 ベントレー コンチネンタルGT|スポーティさと優雅な走りを両立させた最高級のドライバーズカーだ / navi

クルマニュース

【試乗】新型 ベントレー コンチネンタルGT|スポーティさと優雅な走りを両立させた最高級のドライバーズカーだ / navi

(2019/03/04)


▲3代目となるベントレー コンチネンタルGT
▲3代目となるベントレー コンチネンタルGT

どこまでも走り続けたくなる優雅なベントレー コンチネンタルGT

ベントレーコンチネンタルGTは、ヨーロッパ大陸を駆けるグランドツアラーである。

大陸のどこまでも延びる道を走り抜ける、これが自動車におけるグランドツアラーすなわち“GT”の醍醐味だ。

2003年に、“コンチネンタルGT”のファーストモデルが日本に導入された。

今回試乗した新しいコンチネンタルGTは3代目となる。初代のデザインを踏襲しながら全体的にスポーティさを高めて、優雅でスレンダーなフォルムへと変わった。

アルミ合金パネルで作られたボディはベントレーのGTにふさわしいシェープな仕上がりで、類似して作ることが困難なデザインだ。

特にリアフェンダーの彫りの深さは、塊から削り出したような力強さと温かみのある柔らさが特徴的だ。

シークインブルーのボディカラーも、ちょっとやそっとでは真似ができない深みのある色だ。


▲6.0L W型12気筒エンジンを採用。エンジン負荷が小さいときは半分の6気筒を休止させて走っている
▲6.0L W型12気筒エンジンを採用。エンジン負荷が小さいときは半分の6気筒を休止させて走っている

エンジンは初代から採用されている、6.0L W型12気筒ツインターボを搭載。

出力は635psと6L ツインターボにしては控えめだが、トルクは91kg-mを超えており、優雅で素早い加速ができる。

非常にパワフルなエンジンにも関わらず、走行中はもちろん、アイドリング中でも静かなのだ。

また、エンジンの負荷が少なくなった際は半分の6気筒を休ませる気筒休止システムを採用し、燃費向上にも貢献してる。

トランスミッションには、デュアルクラッチトランスミッションの8速ATを採用しており、スムーズな変速で走り出しからスポーティさを味わえる。

荷重もリアにかかっているのでお尻が振られにくく、安定感のあるスポーティな走りができるのだ。

追い越し車線で一気に加速しても、走行安定性は抜群である。

また、一回り小型なのではないかと思うほど回頭性に優れており、操作しやすい。

曲がりくねった高速道路のコーナーでも、直線を走っているかのように最小舵角でステアリングを切ることができるのだ。

高速走行だけではなく、長い上り坂でも何事もなかったかのように余裕で走っていく。

最高峰のGTで高速道路やワインディングロードを肩肘張らずにゆったりと運転できるのは最高の贅沢であろう。


▲ベントレーホイール

GT専用の21インチホイールとタイヤ(ピレリPゼロ)の組み合わせはとても迫力がある。

そして、この21インチという大きなホイールには理由がある。

シャープで勢いのある加速をするGTが、ブレーキを踏んだ瞬間に速度を抑えられるようにするためである。

このホイールのおかげでブレーキキャリパーも大きくでき、抑止力が十分なのだ。


▲スイッチ類にはダイヤモンドのブリリアントカットをモチーフにした彫刻を施し、輝きが放たれるような造形になっている。細部にまでこだわりが詰まっているのだ
▲スイッチ類にはダイヤモンドのブリリアントカットをモチーフにした彫刻を施し、輝きが放たれるような造形になっている。細部にまでこだわりが詰まっているのだ

6.0L W型12気筒ツインターボと大きなエンジンを搭載しているが、滑らかに走行できるので元々優れている静粛性がさらに際立つ。

優雅に走るためには、走行性能はもちろんだがオーディオも非常に重要である。なんといっても車内空間を豊かに演出して盛り上げてくれる。

高音質のスピーカーで優雅に音楽を聴きながらドライブしていると、心地よい開放感を味わえるのだ。

このGTには、最近のプレミアムカーに使われているハイエンドオーディオメーカーBang&Olufsenのスピーカーが付いている。

ひとつひとつ丁寧にこしらえた調度品のようで、他のスピーカーとは全く作りが異なる。

従来は樹脂が多いスピーカーカバーなどにアルミを多用することで、音が共振せずにクリアに出るのだ。低音から高音まですべての音の細部までしっかりとクリアに聴こえる。

ベントレーは人に運転してもらうのではなく、自分で舵をきり、音楽を楽しみながら運転する車である。

他にも、車内を見回すと航空機時計の名門ブライトリングをモチーフにした、最新モデルのセンターメーターが目に入る。

どことなくクラシックでアンティークを感じるデザインだが、それがイギリス流なのかもしれない。

トイレ休憩も忘れてあっという間に400㎞程度を走り抜けたが、心地のよい走りであった。

山間部のタイトなコーナーが続く峠でも、視界の見切りはとても良く、シートも優しく体を包み込んでくれた。

優しい加速なのに速い。そして疲れない。これが本当のGTである。そして周りからも優雅に見えるモデルが新しいコンチネンタルGTなのだ。


▲ナビゲーションはスイッチひとつで、裏側のシックでウッド調の計器類へと早変わりするようになっている
▲ナビゲーションはスイッチひとつで、裏側のシックでウッド調の計器類へと早変わりするようになっている
▲ベントレーリアシート

▲ヘッドランプにもクリスタルガラスのようなカットが施されており、宝石のような輝きが増すデザインとなっている
▲ヘッドランプにもクリスタルガラスのようなカットが施されており、宝石のような輝きが増すデザインとなっている
▲前後の重量バランスも非常に考えられている
▲前後の重量バランスも非常に考えられている
▲ベントレーリアロゴ
text/松本英雄
photo/篠原晃一

【スペック・諸元】
■グレード:CONTINENTAL GT
■乗車定員:4名
■エンジン種類: W12気筒DOHC+ツインターボ
■総排気量:5950㏄
■最高出力:635/6000 [ps/rpm]
■最大トルク:900/1350~4500[N・m/rpm]
■駆動方式:4WD  ■トランスミッション:8AT
■全長x全幅x全高:4850 x 1965 x 1405(mm) ■ホイールベース:2850mm
■車両価格:2568万円(税込)


クリックでタグの選択
最新ニュース
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.4 】1989年 日産 スカイラインGT-R|280ps、36.0kg-mの圧倒的なパワー!!180km/hにわずか15秒台で突入する(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.3 】1990年 三菱 GTO|280馬力を生かす4WDの走りが魅力!(2020/02/16)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.2 】1990年 日産 パルサーGTI-R|超パワフルなのに安定した走り やはり230馬力はハンパじゃない(2020/02/16)
【試乗】新型 BMW X1|外見は迫力が増し、走りは繊細さが増したシティ派SUV(2020/02/15)
【試乗】新型 ミニ クラブマン ジョンクーパーワークス|初期のミニを思わせるエッセンスが取り入れられた最上位グレード(2020/02/13)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
keep
【試乗】新型 トヨタ カローラツーリング|バンのイメージを払しょくするスポーツワゴン(2019/11/17)
3
keep
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
4
keep
【試乗】新型 ホンダ ヴェゼル モデューロX|カスタマイズパーツによるさらなる進化を感じるヴェゼル(2020/01/19)
5
keep
【試乗】新型トヨタ ヤリス(プロトタイプ)|TNGAプラットフォームの中で最も優秀! トヨタらしい自動車づくりを感じた一台(2019/12/16)
6
keep
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
7
up
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ GLE|走り、積載性、高級感を高次元でかなえるハイパフォーマンスSUV(2020/02/09)
8
up
【試乗】新型 スバル XV|成熟が期待できるプラットフォームだけに、さらに先のマイナーチェンジも楽しみなモデル(2020/01/03)
9
down
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ Aクラスセダン|ハッチバックを凌駕する!? 小さなセダンがもつ大いなるゆとり(2020/01/28)
10
up
【試乗】新型 ダイハツ タント|凄いぞ、DNGA! 恐らく売れるのはカスタム。だが移動手段として優秀なのはNAだ(2019/08/27)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027