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【雪上試乗】新型 三菱 デリカD:5|もはやミニバンということを忘れる走破性の高さだ! / navi

(2019/03/18)


▲【試乗:松本英雄】先日北海道で行われたD:5の雪上試乗の模様をレポートする
▲先日北海道で行われたD:5の雪上試乗の模様をレポートする

デリカD:5の進化はピカイチ! 苛酷な雪上コースを走破できるのか?

最近試乗したマイナーチェンジモデルで「最も内容的に進化を遂げた車は?」と問われれば、迷わず三菱 デリカD:5と答える。

しかし、それは以前試乗したクローズドコースとわずかなオーフロードの評価にすぎない。

クローズドコース試乗記『大幅改良された新型デリカD:5に試乗。マイナーチェンジの域を超えた進化に驚いた!』はこちら

本当は一般道で試したいところだが、それよりもはるかに苛酷な雪上のシチュエーションで試乗する機会を得たのでご報告したい。

雪が相当積もった雪上オフロードコースは、ヒルクライムとタイトなコーナーが連続するコース。

そして、最後に時速70km/hは出る中速コーナーを抜け、スラロームを試すといったレイアウトだ。

乗った瞬間にわかる静粛性と、ミニバン離れした走破性の高さ

新型D:5に乗り込みエンジンをかける。ただでさえ静粛性の高い車内だが、雪の中だと余計に静かに感じる。

走行モードは『2WD』『4WD』『LOCK』の中から選択可能だが、通常の4WDオートの『4WD』モードで走らせることにする。

もし、前後に走らなくなれば4WDロックの『LOCK』モードを選択して後輪にも大きな駆動力を与えて走破性を高めようと思う。

では、スタッドレスタイヤを装着したマシンで発進だ。

まず初めの谷を下るのだが、ヒルディセントコントロール(急な下り坂などで低速で車速を維持する機能)は装着されていないので、タイヤをロックさせないようにブレーキを踏みながら下り切る。


▲ガソリンモデルとはブレーキのフィールが違うディーゼルモデルであるが、繊細な路面でもリニアで扱いやすい
▲ガソリンモデルとはブレーキのフィールが違うディーゼルモデルであるが、繊細な路面でもリニアで扱いやすい

そこからアクセルをゆっくり踏みながら一定にして上ってみると、全くバランスを崩さず余裕で上るではないか。

次の山と谷はちょっと険しいが同じように下り、速度と勢いをつけずに上り始める。だが、上りきる寸前でスタックしてしまった。

もう一度トライだ。

コースを変え、少しアプローチアングルの角度がついた方を通ることに。フロントバンパーは当たらないかと心配したがまったく問題なかった。

上りきるとタイトで大きなアップダウンのあるS字カーブがある。

そこら辺の車ではフロアが擦ってしまって亀の子状態になりかねないところだが、難なく走破してしまう。

いつしかミニバンであるということを忘れてガンガン走っていた。

アプローチとデパーチャーアングルはもはやミニバンではない。角度がある上り坂もリアバンパーは雪にこすりもない。

リアオーバーハングが短く、斜めにカットしたバンパー形状が功を奏しているのだろう。

改良されたディーゼルユニットは、粘り強く急激なトルク変動もない。

だから滑りやすい路面でもアクセル操作が確実にできるのだ。

それに増して三菱の4WDシステムは、オフロードでも素晴らしかった。

最後にアイスバーンを含む中速コーナーは、重心が高いにも関わらずコントロールしやすい。

滑りやすい路面状況でもドライバーが焦りを感じない制御こそ、この手のモデルには不可欠だと改めて感じさせられた。ユーザーを裏切らないとてもいい仕上がりだ!


▲慣性でリアが滑り初めても、極めて冷静に対処できる車の動きがとても良かった
▲慣性でリアが滑り始めても、極めて冷静に対処できる車の動きがとても良かった text/松本英雄
photo/三菱自動車

【スペック・諸元表】※試乗車
■グレード:P ■乗車定員:7名
■エンジン種類:直列4気筒DOHC+ターボ ■総排気量:2267cc
■最高出力:107(145)/3500[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:380(38.7)/2000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:8AT
■全長x全幅x全高:4800 x 1795 x 1875(mm) ■ホイールベース:2850mm
■ガソリン種類/容量:軽油/64(L)
■JC08モード燃費:13.6(㎞/L)
■車両価格:421万6320円~(税込)

三菱 デリカD:5のカタログはこちら
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