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【試乗】ジャガー Iペイス│かっ飛びプレミアムEV、これこそ現代の“韋駄天”だ! / navi

(2019/06/14)


▲ジャガーから登場したピュアEVのIペイス。独特なSUVフォルムが特徴だが、果たしてどんな走りを見せてくれたのか。自動車テクノロジーライターの松本英雄氏による公道試乗の模様をレポートする
▲ジャガーから登場したピュアEVのIペイス。独特なSUVフォルムが特徴だが、果たしてどんな走りを見せてくれたのか。自動車テクノロジーライターの松本英雄氏による公道試乗の模様をレポートする

SUVのデメリットをエアロダイナミクスで解決

プレミアムブランドの先頭を切って登場した、ピュアEV(電気自動車)のジャガー Iペイス。

ジャガーはスポーティさとラグジュアリーさを両立させているメーカーだが、EVではそれらのエッセンスをどう表現しているのか楽しみであった。

まずデザインだが、航続距離を延ばすために大きなバッテリーを搭載しなければならないため、地を這うようなスポーティで低いスタイリングにすることはパッケージングの面で難しい。

そこでIペイスはSUVをベースにスポーツサルーン化したのだが、SUVは空力的に不利な面も多い。

しかし、フロントグリルからボンネットフードを貫通させ、空気がスムーズにルーフへと流れるようにすることで、空気抵抗は大きく低減した。まるでレーシングカーのような構造だ。

また、力強い形状のフェンダーにも空気を流し、高速時の安定化が図られている。ジャガーが今まで培ってきた流麗なフォルムを生かしたエアロダイナミックスを導入したのだ。

今回の試乗は、みなとみらい横浜の周辺道路を中心に行ったので、市街地並びに高速道路でのインプレッションをお伝えしたい。


▲ボンネットフードにはグリルから貫通している大きな穴がある。これにより空気抵抗が大幅に低減している
▲ボンネットフードにはグリルから貫通している大きな穴がある。これにより空気抵抗が大幅に低減している
▲力強い印象のあるフェンダーにも空気を流している。デザイン面だけではなく、走行安定性にも貢献しているのだ
▲力強い印象のあるフェンダーにも空気を流している。デザイン面だけではなく、走行安定性にも貢献しているのだ

“伝統”と“最新”のマリアージュ

Iペイスはボディの95%近くにアルミ合金を採用しているため、ドアの開閉はとても軽やかだ。

しかも閉まり方の精度が高く、国産車にはないプレミアム感が瞬時に伝わってくる。

インテリアは、英国のプレミアムサルーン特有のレザーの使い方をしており、上品さが醸し出されている。

造りは申し分のないクオリティで、日本国内で販売しているEVの中ではダントツに高級感が高い。

伝統を継承しつつ最新のデザインが取り入れられたインテリアは、ユーザーに所有する喜びを与えるだろう。


▲センターには大きなディスプレイを搭載しシフト操作はボタン式など、最新の技術やデザインが採用されている。細部まで美しい手作業の仕上げが貫かれ、優雅な雰囲気を高めている
▲センターには大きなディスプレイを搭載しシフト操作はボタン式など、最新の技術やデザインが採用されている。細部まで美しい手作業の仕上げが貫かれ、優雅な雰囲気を高めている
▲これまでエンジンが格納されていたスペースを活用し、フロントシートをより前方に配置することで、前席と後席の間に十分な空間を確保。後席のレッグスペースもゆとりがある
▲これまでエンジンが格納されていたスペースを活用し、フロントシートをより前方に配置することで、前席と後席の間に十分な空間を確保。後席のレッグスペースもゆとりがある

目の覚めるような加速! これこそまさに韋駄天

セレクターボタンを押してゆっくりと発進する。ギクシャクした感じは皆無だ。

アクセルはリニアで、コントロール性も高く非常に扱いやすい。

街中を走っていてすぐに、静粛性と加速性が異次元の車であることが確認することができる。

当日はひどい雨だったが、水を巻き上げる音も気にならない。

街中の一般道から高速道路へと入り、ETCゲートを抜けてから合流までの短い距離で一気に加速する。

韋駄天とはこのことだ。目の覚めるような加速で、あっという間に走行車線を走る車と同じスピードに達する。

コーナリング中もAWDの制御によって路面に吸い付くように走り、雨の滑りやすい路面にも関わらず安心感は高い。

とても重いバッテリーを積んでいるとは思えない。スポーツカーのエッセンスが凝縮されている印象だ。

電動式のパワーステアリングは軽すぎず、車輪と接続されるコラムの剛性感が高いため、路面からのインフォメーションがしっかり伝わってくる。

そのため、ステアリングを切り込んだときの車の動きや挙動がわかりやすい。

直線では空力の恩恵でワイパーを使わなくても、水滴が後方に流れていく。

EVはモーターで駆動するため静粛性が高い一方で、風切り音や雨水がタイヤハウスやフロアに当たる音が耳障りなこともある。

しかし、高級サルーン譲りのノウハウが詰め込まれたIペイスにはそのようなことは皆無だ。

また、路面の凹凸に対して車体の揺れが少なく安心感があり、乗り心地は良い。ボディに合わせてサスペンションがしっかりとセッティングされ、相性が優れているからだろう。

Iペイスはジャガーの中で最も高貴で上品だと感じてしまう、そんな1台であった。


▲合計400psもの最高出力を持つモーターの力で、すさまじい加速を見せてくれたIペイス
▲合計400psもの最高出力を持つモーターの力で、すさまじい加速を見せてくれたIペイス 文/松本英雄、写真/柳田由人

【試乗車 諸元・スペック表】
●ファーストエディション 4WD

型式 ZAA-DH1AA 最小回転半径 5.6m 駆動方式 4WD 全長×全幅×全高 4.7m×1.9m×1.57m ドア数 5 ホイールベース 2.99m ミッション その他AT 前トレッド/後トレッド 1.63m/1.65m AI-SHIFT - 室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m 4WS - 車両重量 2250kg シート列数 2 最大積載量 -kg 乗車定員 5名 車両総重量 -kg ミッション位置 不明 最低地上高 -m マニュアルモード - 標準色

-

オプション色

-

掲載コメント

※国内限定3台
※交流電力量消費率(WLTCモード)224Wh/km 航続距離(WLTCモード)438km

型式 ZAA-DH1AA 駆動方式 4WD ドア数 5 ミッション その他AT AI-SHIFT - 4WS - 標準色 - オプション色 - シート列数 2 乗車定員 5名 ミッション
位置 不明 マニュアル
モード - 最小回転半径 5.6m 全長×全幅×
全高 4.7m×1.9m×1.57m ホイール
ベース 2.99m 前トレッド/
後トレッド 1.63m/1.65m 室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m 車両重量 2250kg 最大積載量 -kg 車両総重量 -kg 最低地上高 -m 掲載用コメント ※国内限定3台
※交流電力量消費率(WLTCモード)224Wh/km 航続距離(WLTCモード)438km エンジン型式 TZ-204 環境対策エンジン - 種類 電気モーター 使用燃料 電気 過給器 - 燃料タンク容量 -リットル 可変気筒装置 - 燃費(10.15モード) -km/L 総排気量 -cc 燃費(WLTCモード) - 燃費基準達成 - 最高出力 400ps 最大トルク/回転数
n・m/rpm 694/4000 エンジン型式 TZ-204 種類 電気モーター 過給器 - 可変気筒装置 - 総排気量 -cc 最高出力 400ps 最大トルク/
回転数n・m/rpm 694/4000 環境対策エンジン - 使用燃料 電気 燃料タンク容量 -リットル 燃費(10.15モード) -km/L 燃費(WLTCモード) -km/L 燃費基準達成 -
松本英雄(まつもとひでお)

自動車テクノロジーライター

松本英雄

自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

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