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【試乗】新型 レクサス RX|静粛性と乗り心地がもう一段向上されたラグジュアリーSUV / navi

(2019/11/29)


▲レクサス RX
▲プレミアムSUVというマーケットを開拓したレクサス RX。マイナーチェンジされた新型モデルに、自動車テクノロジーライターの松本英雄氏が試乗した

進化を続ける元祖高級SUV

トヨタが世界の市場を作ったセグメントと言っても過言ではないカテゴリーが、高級クロスオーバーSUVである。

その先駆けのモデルこそ日本名“ハリアー”であるが、市民権を確実に得た車名は北米市場での“レクサスRX”である。

その元祖高級クロスオーバーSUVも、1998年に登場した初代から数えて4代目となった。

2015年に登場した現行モデルは、積極的に年次改良をして熟成した車作りをしている。見た目の意匠の変更はもちろん、中身もデビュー当時より変更がなされているという。

その時の記憶をたどりながら、比較してご報告したいと思う。

これまで基本的には、450hというグレードを念入りに試乗してきた。

このレクサス 450hが登場したときは、とにかく加速性能が素晴らしいと感じた。しかし肝心な乗り心地は、車体の剛性とサスペンションがしっくりこなかったという印象を受けた。

それから、18年末に3列シートの450hLが登場すると、変化の片りんが見え隠れし始めた。サスペンションがよく動くようになり、しなやかになったのだ。

そして、1年半が経過してマイナーチェンジしたモデルに試乗した。

毎回提案しているが、インテリアの皮革の質感は改善されていない。フットレスト付近にある樹脂製のボードのちゃちな印象も変わっていなかった。

左足でノックするようにつま先を当てると薄っぺらい音がして、一気に高級から大衆へと引き戻されてしまう。

こればかりは、いつもがっかりである。


レクサス RX
▲迫力のフロントフェイス。スポーティかつパワフルな印象を受ける
レクサス RX 内装
▲高級感のある内装も、質感に関しては改善の余地がありそう

低速域でもわかる乗り心地の向上

走行性能はどうか。

Dレンジに入れてゆっくりスタートする。モードはコンフォートモードである。

これは、マイナーチェンジ前と印象がまるで違う。

まず、静粛性は一段と高くなっている。

そして、わずか数十m走らせただけで、乗り心地がソフトになっていることがわかる。時速30km程度であるが、とてもしっかりとした感じがする。

そこから一般道を走り、アクセルを軽く踏み込むとV型6気筒3.5L 2GR-FXSのエンジンが目覚める。

以前は始動時にバイブレーションや高級感を損なうエンジン音がしたが、それらは感じられず相当減少されている。時速50kmで走っていると、もうこれはシャシーに様々なスパイスを入れてチューニングしたとしか考えられない。

路面からのインフォメーションを、可能な限りサスペンションで追従できるプラットフォームになった。

このプラットフォームは先代からの改良版であるから、ウナギのかば焼きのたれのように継ぎ足しを経ていい塩梅の味付けになってきた。成熟させる意味のあるシャシーである。

動的なボディの振動を、追加した接着剤で封じ込めて剛性感にも寄与していることがわかる。

高速道路が楽しみだ。


レクサス RX
▲マイナーチェンジ前とは明らかな乗り心地の違いを感じることができた

さすがの加速感と力強さ

首都高速のような連続したカーブも以前のようなフラフラとした印象はなく、トレースしたラインを落ち着いて走ることができるハンドリングだ。

しかも、2.3tとかなりの車重があるにも関わらず、それらを感じさせないセッティングとなった。マイナーチェンジ前よりも走りの根本を見直した印象が強い。

東名高速のクルージングも、ぐっと遠くへ走っていきたくなる乗り心地だ。

渋滞のない高速を走っていると、以前では感じなかったエフォートレスへの誘いを感じずにいられない。

ここまで良くなると、マイナーチェンジ前との中古車価格にも差ができてくるのではないかと感じる。それくらいなフィーリングに差が出ている。

しかも、それは老舗のウナギのかば焼きのように、代々受け継がれてきた伝統を踏まえ、旨味と深味が増したように正しい進化である。

インテリアの質感がさらに向上されれば、真のラグジュアリーSUVへと昇華していくだろう。


レクサス RX 450hL
▲450hよりも全長が110mm長い450hLには3列シートが装備されている。3列目のシートポジションは今回のマイナーチェンジによって後方に下げられるようになり、足元のスペースが拡大した
レクサス RX アダプティブハイビームシステム
▲今回のマイナーチェンジで初めて採用された「ブレードスキャン アダプディブハイビームシステム」。ハイビーム点灯時、対向車や先行車以外のエリアがより広く照射されるようになり、夜道での安全性が向上している 文/松本英雄、写真/篠原晃一

【試乗車 諸元・スペック表】
●450h

型式 DAA-GYL20W 最小回転半径 5.9m 駆動方式 FF 全長×全幅×全高 4.89m×1.9m×1.71m ドア数 5 ホイールベース 2.79m ミッション CVT 前トレッド/後トレッド 1.64m/1.63m AI-SHIFT - 室内(全長×全幅×全高) 2.1m×1.59m×1.2m 4WS - 車両重量 2030kg シート列数 2 最大積載量 -kg 乗車定員 5名 車両総重量 2305kg ミッション位置 フロア 最低地上高 0.2m マニュアルモード ◯ 標準色

ソニッククォーツ、ソニックチタニウム、ブラック、レッドマイカクリスタルシャイン、ディープブルーマイカ、グラファイトブラックガラスフレーク、アンバークリスタルシャイン、アイスエクリュマイカメタリック、テレーンカーキマイカメタリック

オプション色

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※G-Linkは3年間無料

型式 DAA-GYL20W 駆動方式 FF ドア数 5 ミッション CVT AI-SHIFT - 4WS - 標準色 ソニッククォーツ、ソニックチタニウム、ブラック、レッドマイカクリスタルシャイン、ディープブルーマイカ、グラファイトブラックガラスフレーク、アンバークリスタルシャイン、アイスエクリュマイカメタリック、テレーンカーキマイカメタリック オプション色 - シート列数 2 乗車定員 5名 ミッション
位置 フロア マニュアル
モード ◯ 最小回転半径 5.9m 全長×全幅×
全高 4.89m×1.9m×1.71m ホイール
ベース 2.79m 前トレッド/
後トレッド 1.64m/1.63m 室内(全長×全幅×全高) 2.1m×1.59m×1.2m 車両重量 2030kg 最大積載量 -kg 車両総重量 2305kg 最低地上高 0.2m 掲載用コメント ※G-Linkは3年間無料 エンジン型式 2GR-FXS 環境対策エンジン H17年基準 ☆☆☆☆ 種類 V型6気筒DOHC 使用燃料 ハイオク 過給器 - 燃料タンク容量 65リットル 可変気筒装置 - 燃費(JC08モード) 18.8km/L 総排気量 3456cc 燃費(WLTCモード) - 燃費基準達成 R02年度燃費基準
+40%達成車 最高出力 262ps 最大トルク/回転数
n・m(kg・m)/rpm 335(34.2)/4600 エンジン型式 2GR-FXS 種類 V型6気筒DOHC 過給器 - 可変気筒装置 - 総排気量 3456cc 最高出力 262ps 最大トルク/
回転数n・m(kg・m)/rpm 335(34.2)/4600 環境対策エンジン H17年基準 ☆☆☆☆ 使用燃料 ハイオク 燃料タンク容量 65リットル 燃費(JC08モード) 18.8km/L 燃費(WLTCモード) -km/L 燃費基準達成 R02年度燃費基準 +40%達成車
松本英雄(まつもとひでお)

自動車テクノロジーライター

松本英雄

自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『は50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

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