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【試乗】新型 ミニ クラブマン ジョンクーパーワークス|初期のミニを思わせるエッセンスが取り入れられた最上位グレード / navi

(2020/02/13)


▲ミニクラブマン ジョンクーパーワークス
▲2019年10月にマイナーチェンジしたミニクラブマン。中でも最上位グレードにあたるジョンクーパーワークスに、自動車テクノロジーライターの松本英雄氏が試乗した

クラブマンの最上位モデル

もはやオンリーワンともいえるミニのスタイル。

今では様々なモデルや仕様によって、植物系から襲い掛かる肉食系までバリエーションは多岐にわたる。

そのひとつがミニクラブマンだ。

観音開きのリアゲートは、特にアイデンティティとスタイルが集約されている。

このボディタイプの中で、最強を誇るのがミニクラブマン ジョンクーパーワークスだ。

ジョン・クーパーはイギリスを代表する、F1を含めたレーシングカーのエポックメーキング的な想像力あふれるで人物である。

今回のクラブマンは2代目の発展型である。

2016年から18年に作られたジョンクーパーワークスの出力を236馬力から306馬力に大幅なパワーアップし、トルクはおよそ46kg・mとNAでいえば5L級に跳ね上げたのである。

これだけのパワーはFFだけでは当然収まらないので、ALL4という4WDを携えている。

今回のモデルでもパワーアップに伴い、このあたりのチューニングもされているという。

以前のモデルとも比較しながらその変化をお伝えしたい。


ミニクラブマン ジョンクーパーワークス
▲ボディサイズは全長がわずか5mm伸びただけで、大きな変更はない
ミニクラブマン ジョンクーパーワークス
▲ミニクラブマンの代名詞となっている観音開きのリアゲート

スポーティさに磨きがかかった

ミニの中で個人的に好きなのがクラブマンだ。

スタイルと作りこみがとてもいい。

この2世代目のクラブマンから一気にクオリティが上がった。

それを今感じながらシートに座っている。

バケットシートはセンターが滑りにくくしっかりとサポートするのは当然だが、形状もかっこいい。

高級なスポーツカーといった雰囲気だ。

ミニのこだわりどころのトグルスイッチに触れてエンジンをスタートさせる。

エンジンが十分に温まっているにも関わらず、以前より野太い雰囲気だ。

Dレンジに入れて発進する。


ミニクラブマン ジョンクーパーワークス
▲マイナーチェンジに際して、ミニで採用されているユニオンジャックを模したテールランプが装備された

初期モデルを思わせるカートライクな動き

BMWになってからのミニでは、初代にカート感覚のクイックな動きのエッセンスを導入していた。

しかし最新のミニは徐々にそれらが薄らいで、鈍重ではないが乗りやすいミニへの変化は否めなかった。

だが、ジョンクーパーワークスは違った。

路面のアンジュレーションをステアリングとボディの動きで確かめただけでもそれらが十分に生きていて、カート感覚の素早い動きが感じ取れる。

大磯から西湘バイパスに乗って茅ヶ崎方面へと向かう。

山道のタイトなコーナーのような道を抜けて、一気に本線に合流する。

この区間はわずか300mもないが、ボルテージは高まってしまう。

調子づいた加速の中、ブレーキを試しながらフィールを見る。

強靭な剛性感あるペダルで安心感がある。なによりも制動力が高い。

ペダルタッチのストロークが短いのは速く対処できる証しであるが、コントロールが難しいのも確かだ。

それだけドライバーを選ぶモデルとも言える。

高速コーナーをステアリングホイールとアクセルのコントロールで吸いつくように曲がる雰囲気は、ラリーで活躍した初 代のクーパーSの感じに似る。

乗り心地は正直言って硬めであるが、ボディの剛性感や作りの良さを感じ取れる。

「速い」というパフォーマンスはもちろんだが、「所有する喜び」をオーナーにもってもらうようなマテリアルやデザイン、精度 の高い調度品が凝縮している部分が現代のジョンクーパーワークスだ。

さらに独特なスタイリングで個性を表現できるのがクラブマンである。


ミニクラブマン ジョンクーパーワークス
▲原点回帰を思わせるドライビングフィールを感じさせてくれる新型ミニクラブマン ジョンクーパーワークス 文/松本英雄、写真/尾形和美

【試乗車 諸元・スペック表】
●ミニ クラブマン ジョンクーパーワークス

型式 3BA-JZJCWM 最小回転半径 5.5m 駆動方式 4WD 全長×全幅×全高 4.28m×1.8m×1.47m ドア数 5 ホイールベース 2.67m ミッション 8AT 前トレッド/後トレッド -m/-m AI-SHIFT - 室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m 4WS - 車両重量 1600kg シート列数 2 最大積載量 -kg 乗車定員 5名 車両総重量 -kg ミッション位置 フロア 最低地上高 -m マニュアルモード ◯ 標準色

ペッパーホワイト、チリレッド

オプション色

ミッドナイトブラック、サンダーグレー、ムーンウォークグレー、メルティングシルバー、レベルグリーン、スターライトブルー、エメラルドグレー、エニグマティックブラック

掲載コメント

-

型式 3BA-JZJCWM 駆動方式 4WD ドア数 5 ミッション 8AT AI-SHIFT - 4WS - 標準色 ペッパーホワイト、チリレッド オプション色 ミッドナイトブラック、サンダーグレー、ムーンウォークグレー、メルティングシルバー、レベルグリーン、スターライトブルー、エメラルドグレー、エニグマティックブラック シート列数 2 乗車定員 5名 ミッション
位置 フロア マニュアル
モード ◯ 最小回転半径 5.5m 全長×全幅×
全高 4.28m×1.8m×1.47m ホイール
ベース 2.67m 前トレッド/
後トレッド -m/-m 室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m 車両重量 1600kg 最大積載量 -kg 車両総重量 -kg 最低地上高 -m 掲載用コメント - エンジン型式 B48A20E 環境対策エンジン - 種類 直列4気筒DOHC 使用燃料 ハイオク 過給器 ターボ 燃料タンク容量 48リットル 可変気筒装置 - 燃費(JC08モード) 13.7km/L 総排気量 1998cc 燃費(WLTCモード) 12.1km/L
└市街地:8.9km/L
└郊外:12.3km/L
└高速:14.2km/L 燃費基準達成 - 最高出力 306ps 最大トルク/回転数
n・m(kg・m)/rpm 450(45.9)/4500 エンジン型式 B48A20E 種類 直列4気筒DOHC 過給器 ターボ 可変気筒装置 - 総排気量 1998cc 最高出力 306ps 最大トルク/
回転数n・m(kg・m)/rpm 450(45.9)/4500 環境対策エンジン - 使用燃料 ハイオク 燃料タンク容量 48リットル 燃費(JC08モード) 13.7km/L 燃費(WLTCモード) 12.1km/L
└市街地:8.9km/L
└郊外: 12.3km/L
└高速: 14.2km/L 燃費基準達成 -
松本英雄(まつもとひでお)

自動車テクノロジーライター

松本英雄

自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

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