クルマニュース
【プレイバック試乗記】海外試乗_クライスラー PTクルーザー
(2008/07/14)
※この記事はカーセンサー関東版16号2000年4月27日発売号に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
個性的なスタイリングが魅力のアメリカンスモールカー
↑ハンドリングはかなりきっちりしたもので、ワインディングも痛快にこなせる(左)リアもレトロな雰囲気にあふれる。大きなテールゲートは開口部も大きく使い勝手が良い(右)
日本に輸入されているアメリカ車は、ほとんどがLLクラス。小型はネオンとサターンぐらい。でもその2つではちょっと魅力に乏しいと嘆いていた人に、とっておきのアメリカンスモールが2000年7月に導入された。その名もクライスラー PTクルーザー。スタイリングは30年代風のレトロ調。まあ5ドアハッチバックといえばそれまでだが、そう単純なものではない。スタイリングは写真を見てもらうことにして、早速乗った印象について話をしよう。試乗したのは、ほぼ日本仕様に近い右ハンドル、4速ATと2L DOHC16バルブエンジンの組み合わせ。ボディは大柄に見えるが、実際はほとんど5ナンバーサイズ。ところが車高のせいで、インテリアの空間は巨大。ゆとりは十分だ。2Lエンジンは、最高出力140psだが、少々中速トルクが細い。4000rpm以上のノイズについても、決して静かとは言えないが、主要なネガ要素はそれだけ。
ユーティリティの高さはワゴンに匹敵する
↑2L DOHC16バルブで140ps、19.2kg-mの性能。エンジンルームはぎっしりといった感じ。少しラフな印象ではある(左)そつなくまとめられ、使い勝手は良い。デザインは左右対称で、メーター周辺部と助手席エアバッグ部はボディ同色(右)
ハンドリングはかなりきっちりしたもので、ワインディングも痛快にこなせる。そしてボディ剛性はヨーロッパ車と比較しても遜色なし。ブレーキもちゃんと右ハンドル向けにブースターを右に移し、そのタッチも悪くない。MTに乗ると楽しさは倍加するが、まあ、ATでも十分だ。デザイン的にはいわゆるファンカーだが、取り外し可能なリアシートをはじめ、ユーティリティの高さはワゴンに匹敵する。しかもそのスタイルから、新しい遊びの提案ができ、カスタムのベースにももってこいだ。
SPECIFICATIONS
| 主要諸元のグレード | PTクルーザー |
| 駆動方式 | 2WD(FF) |
| トランスミッション | 4AT |
| 全長×全幅×全高(mm) | 4288×1705×1601 |
| ホイールベース(mm) | 2616 |
| 車両重量(kg) | 1421 |
| 乗車定員(人) | 5 |
| エンジン種類 | 直4DOHC |
| 総排気量(cc) | 1995 |
| 最高出力[ps/rpm] | 140ps/5700rpm |
| 最大トルク[kg-m/rpm] | 19.2kg-m/4150rpm |
| 10・15モード燃費(km/L) | ー |
| ガソリン種類/容量(L) | 無鉛ガソリン/90 |
| 車両本体価格 | ー |
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