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ランボルギーニガヤルドLP560-4 【試乗by西川淳】 / navi

(2008/09/01)

ランボルギーニ史上で最も洗練された“猛牛”

ランボルギーニファンでなくても、開口一番、まずこう尋ねることだろう。「ところで、新しいガヤルドLP560-4って速いの?」それって実は、かなりの難問だ。世の中の99%のクルマより速いという答えじゃ、誰も満足してくれないはず。

もう少し質問を具体的に、例えば0→100km/h加速のタイムに限定してみよう。勝手にいくつか質問のバリエーションを作って答えてみた。

Q1:旧型ガヤルドより速いですか?
A1:もう間違いなく速いです。

Q2:スーパーレッジェーラ(ガヤルド軽量化仕様)より速い?
A2:いい勝負になると思いますが、ひょっとすると速いかも。

Q3:ムルシエラゴLP640が相手だと、どう?
A3:ああ、それはちょっと勝つのは難しいと思います。

Q4:フェラーリF430が相手ならどうですか?
A4:ガヤルドLP560-4がカンペキに勝つと思います。

Q5:じゃあ、フェラーリスクーデリアならどうだ!
A5:路面次第でいい勝負になるでしょう。スクーデリアに分があるけれど。

Q6:ポルシェ997ターボが来たら?
A6:オートマが相手なら互角かな。スクーデリア同様、やってみないと…。

Q7:日本の誇り、日産GT-Rならどうだ!
A7:ギリ、LP560が負けるかもしれません。

ついでに言っておくと上述した以外に、加速性能でライバルになりそうなスーパーカーは、特殊事例(SSCアルティメイテッドやらケーニグセグやら)を除いて、ブガッティベイロンとM・ベンツSLRマクラーレン、フェラーリ599、ポルシェ911ぐらいしか、もう見当たらない。だから、やっぱりLP560-4は“速いスーパーカー”の一台だ。少なくとも前期型に比べれば、立派に“世界のスーパーカー一体どいつが一番速いんだ頂上決戦”への出場権を得ている。もっとも、これベースのスーパーレッジェーラが出たとすれば、相当に期待できそうだが!

ってな具合のスーパーカーが、新型ガヤルドLP560-4というわけだ。乗った印象では、(ポルシェターボ+アウディR8)÷2という感じで、ランボルギーニ史上最も洗練されたスポーツカーになったと思う。

改良された4WDシステム、足回りもNVH性能アップを狙って一新され乗り心地も絶妙にいい。さらにはe-ギアの制御も滑らかになって、基本的に超安定志向、言うならポルシェ911ターボライクなクルマに仕上がった。

加速フィールそのものから560psの威力を感じることは難しいし、480psの日産GT-Rのほうが乗っててずっと“速い”と思えるし、2WDのミッドカー、例えばフツウのフェラーリF430なんかの方が加速中に心臓がせり上がるようなスリルがあって速く感じる。やっぱり洗練されたファイティングブルである。でも、少しだけ飼いならされた猛牛。飼いならされてはいても、猛牛であることには違いない。そこのところ、間違いのないように…。

それにしても格好は断然、良くなったよなあ。
ランボルギーニらしくなった!

今回登場したクルマ、メーカーたち

ランボルギーニガヤルド

洗練されても扱いやすくなっても猛牛は猛牛のまま

ライバルのクルマたち

フェラーリF430

新車の売れ行き絶好調!中古車はプレミアムが乗せられるほど

マセラティクーペ

信頼性がグンと高まりフェラーリ同様に人気になっている

アウディR8

往年のドイツ車が失いつつある質実剛健さをもつ

ポルシェ911

旧型は安くなっているが、現行モデルは依然高値安定

アストンマーティンV8

パワフルなエンジンを搭載し驚くほどスポーティ

フォトコレクション

写真:せっかくだから“色
せっかくだから“色”を楽しみたい

08モデルのガヤルドに比べると、車両重量は20kg軽い1410kgと公表されているLP560-4。多くの人が黒や白を選ぶのだろうが、黄色やオレンジも悪くない。リセールバリューは変わらない?

写真:ガヤルドよりもスマートに変身
ガヤルドよりもスマートに変身

ぱっと見の違いは、ブレーキランプの縦横サイズが変わった。LP560-4のほうが長細い。ちなみにエグゾーストパイプの数もガヤルドが左右に2本に対して、こちらは4本

写真:軽量化に加えてパワーアップ
軽量化に加えてパワーアップ

最高出力は560ps/8000rpm、最大トルクは55.1kg-m/6300rpmと発表されている。実際に乗ってみるとかなり速く感じられ、獰猛だけど洗練された猛牛っぽさが伝わってくる

写真:整然としたインパネ周り
整然としたインパネ回り

まるで戦闘機のコックピットのように、スイッチ類がキッチリ配列されている。エアコンの吹き出し口こそイタリア車っぽいが、人間工学に基づいた“感”はドイツ車っぽい?

写真:小さなレベントンみたい
小さなレベントンみたい

フロント回りのエアインテークはレベントンのような雰囲気すら漂わせる。昼でも夜でも、目立つこと間違いなし。エグゾースト音もワイルドだが、走りは洗練されている

Report / 西川 淳

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