新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧【ロジャー安川の北米試乗】ホンダ S2000CR / navi

クルマニュース

【ロジャー安川の北米試乗】ホンダ S2000CR / navi

(2008/11/18)

※インディをはじめ、数々のレースで活躍するプロレーシングドライバー・ロジャー安川氏による、北米での試乗記です
(Tester/ロジャー安川 Photo/竹内英士)

ホンダのレーシングスピリットを盛り込んだS2000CRがデビュー

  • ホンダ S2000CR フロントスタイル|ニューモデル試乗
  • ホンダ S2000CR リアスタイル|ニューモデル試乗
↑S2000CRは日本のTypeSモデルに少し似ていますが、中身は大いに異なります。Bridgestone RE 070タイヤのグリップ感は高く、サーキットに持ち込んでも十分に走ってくれます
S2000がデビューしたのはその名のとおり2000年で、初めて乗ったのは、ロードアトランタのサーキット。今でも覚えていますが、S2000の運動能力や性能には驚きました。エンジンはピーキーで、ハンドリングはニュートラル。公道でもサーキットでも、運転の楽しさを改めて実感させてくれる車であったことを思い出します。しかし、2004年にAP2型としてマイナーチェンジが施され、エンジンのトルクが増えたものの、ピーキーさが減り、ハンドリングもオーバーステア気味な部分がなくなり少しがっかりしていました。
そんな中、去年ホンダのレーシングスピリットを盛り込んだS2000CRがデビュー。CRは“クラブマンレーサー”の略で、このS2000CRは運転を楽しむ人のために作られた車です。

比較的アマチュアドライバーにも乗りやすいセッティングに

  • ホンダ S2000CR インパネ|ニューモデル試乗
  • ホンダ S2000CR 運転席|ニューモデル試乗
↑エアコンやラジオはオプション装備。ボディ剛性を保ちながら、アルミ製のハードトップを使用し41kgも軽量化
日本のS2000にはType Sがありますから、CRは北米版のType Sと勘違いされやすいのですが、実は中身は全く別物です。Type Sは公道やワインディングを中心にセッティングされていていますが、CRはその名のとおりサーキット走行を重視されています。そのため、CRには手動でしか取り外しできないアルミ製のハードトップが装備され、エアコンやラジオはオプション装備となっています。ノーマルのS2000よりもトップを外すと40kg以上もの軽量に成功しています。サーキット走行でのグリップ感を高めるために、Bridgestone RE 070タイヤを標準装備し、スプリングやダンパーも硬めにチューニングされて、コーナリングでのグリップ感はメチャメチャ高いです。CR用に開発されたボディキットには、リデザインされたフロントクリップやリアバンパー、そして大型のリアスポイラーも搭載されていて、ハイスピードでのバランスも安定しています。初代S2000はサーキット走行する際には、それなりの運転技術を要しましたが、CRは比較的アマチュアドライバーにも乗りやすいセッティングに仕上がっているという印象をうけます。

唯一の欠点は街中走行にはあまり向いていないこと

  • ホンダ S2000CR エンジン|ニューモデル試乗
  • ホンダ S2000CR 走り|ニューモデル試乗
↑エンジンには2005年からS2000に使用している、2.2L VTECのF22C型エンジンを使用。2.2Lエンジンに変更された時は不満だったものの、0.2Lのパフォーマンスはサーキットで真価を発揮します
S2000CRの唯一の欠点と言えば、街中走行には向いていないという点です。ハードトップの取り外しも一人では不可能で、ラジオもないので運転に集中するしかない車だからです。アメリカのクラブレーサーにマツダ MX-5(日本名:ロードスター)や、日産 フェアレディZが高い人気を誇る中、このS2000CRはサンデーレーサーにとって非常に扱いやすい車に仕上がっていると思います。ノーマルのS2000との値段差もほとんどなく、購入した状態でサーキットに行って走れることを考えると、いろんな手間が省けるので一石二鳥です。サーキット以外での実用性は低いものの、ホンダスピリットを感じる内容になっていて、ドライビングプレジャーを改めて実感することができました。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード S2000 CR
駆動方式 FR
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4120×1750×1270
ホイールベース(mm) 2400
車両重量(kg) 1276(ハードトップ付き)
乗車定員(人) 2
エンジン種類 DOHC 直列4気筒 VTEC
総排気量(cc) 2200
最高出力(ps/rpm) 237ps/7800rpm
最大トルク(kg-m/rpm) 22.4kg-m/6800rpm
10・15モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) 無鉛プレミアム/50
車両本体価格 36,795ドル(約370万円)
クリックでタグの選択
最新ニュース
クロカンに現代的解釈を加えた、実にモダンなオフローダー LAND ROVER DEFENDER 110 S【Car as Art !】(2020/10/26)
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ GLB|見た目も走りもマッチョなプレミアムSUV(2020/10/25)
【試乗】新型ランドローバー ディフェンダー|600万円程度でも安いと感じる乗り心地と質感の良さが印象的(2020/10/10)
【試乗】アウディ A6|2L 4気筒エンジンながらゆとりすら感じさせるラグジュアリーモデル(2020/10/08)
【試乗】ポルシェ 911 カレラ4S|高出力&ラグジュアリーに進む911に安定感をもたらす存在(2020/10/02)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027