新車のことならカーセンサーラボnavi最新クルマニュースニュース一覧フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 【追加モデル】 / navi

クルマニュース

フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 【追加モデル】 / navi

(2008/12/26)

見る人が見ればバレます

  • フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 走り|ニューモデル試乗
  • フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 リアスタイル|ニューモデル試乗
↑4MOTIONが低回転から湧き出すトルクを余すことなく路面に伝え、強力な加速力を実現(左)イメージカラーはR32と同じブルー。他に白、赤、黒、銀を設定。専用バンパーやスポイラーでさりげなくアピール(右)
パサートにバリアント R36が追加された。Rはレーシングを、36は排気量を意味するスポーティな最上級グレードである。つまりゴルフにおけるR32と同じ位置づけだ。

従来の3.2L V6に比べ、排気量アップと吸気系の改良によって数値上はパワーで約20%、トルクで6%向上している。ただ出力特性はよりトルクフルなセッティングになっているそうだ。お得意の6速DSGと4MOTIONに加え、専用のスポーツサスペンションにダンピングレートやステアリングアシストをコントロールする「DCC」を組み込むほか、バンパーやシートなど外装・内装とも専用装備が盛りだくさんだ。ド派手ではないものの車に詳しい人なら一見してタダモノではないとわかるだろう。

その思いは例によってベンチのごとく硬く、そのうえサポートが良くなったシートに座り、エンジンをかけた瞬間により強まる。明らかにチューニングされた野太い排気音、同じエンジンを積むパサートCCに比べてずいぶんスポーティに感じる。3.2Lでも十分速かったが、R36は過剰ともいえる加速力だ。ヨンクなので低回転から淀みなく湧き出すトルクを余すことなく伝えていることもあるだろう。とにかく速い。

一方タイトなコーナーでも適度な重さと比較的クイックなレシオをもつステアリングのおかげで、ハナの入りは望外にいい。ただそこからアクセルを踏み増していくと、ややプッシュアンダーを感じることがある。エンジン位置を後ろに下げ、反応の早いトルセンのセンターデフをもつアウディA4と比べると、FFベースのハイパワーヨンクという印象が強い。

長距離クルーザーからサイボーグ的な速さに

  • フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 エンジン|ニューモデル試乗
  • フォルクスワーゲン パサートバリアント R36 インパネ|ニューモデル試乗
↑回すと意外とイイ音を奏でる3.6L V6。お得意の狭角&直噴エンジンだ(左)アルミデコラやレザーシフトノブ、ステンレス製ペダルカバーなども専用品(右)
DCCの素晴らしさはパサートCCで体験済だが、R36でも明確に切り替わる乗り心地など、その恩恵を十分味わえる。CCに比べると全体的に引き締まった印象で、スポーツモードだと後席の住人から少々苦情がくるかもしれない。

もう一つ気になったのはブレーキのストロークの大きさだ。利き自体はいいのだが車の走りのリズムからするともう少しソリッドなタッチのブレーキが似合う。

従来の長距離クルーザー的乗り味は姿を潜め、どちらかというとサイボーグ的な速さを手に入れたR36はキラリと光る通好みの一台だ。お値段602万円(1月1日から)という価格帯は各社の主力が集結する激戦区だが、装備の充実ぶりや中身の詰まった走りを考えると相対的にお買い得かもしれない。
SPECIFICATIONS
主要諸元のグレード R36
駆動方式 4WD
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4820×1820×1490
ホイールベース(mm) 2710
車両重量(kg) 1770
乗車定員(人) 5
エンジン種類 V6DOHC
総排気量(cc) 3598
最高出力[ps/rpm] 299ps/6600rpm
最大トルク[kg-m/rpm] 35.7kg-m/2400〜5300rpm
10・15モード燃費(km/L) 8.8
ガソリン種類/容量(L) 無鉛プレミアム/68
車両本体価格 602.0万円
(Tester/馬弓良輔(インポートカーセンサー副編集長) Photo/尾形和美)
クリックでタグの選択
最新ニュース
【試乗】新型 スズキ ハスラー|新開発エンジン&CVTで他の追随を許さないほどに完成されたクロスオーバーSUV軽(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.4 】1989年 日産 スカイラインGT-R|280ps、36.0kg-mの圧倒的なパワー!!180km/hにわずか15秒台で突入する(2020/02/17)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.3 】1990年 三菱 GTO|280馬力を生かす4WDの走りが魅力!(2020/02/16)
【発掘! あの頃の試乗レポート Vol.2 】1990年 日産 パルサーGTI-R|超パワフルなのに安定した走り やはり230馬力はハンパじゃない(2020/02/16)
【試乗】新型 BMW X1|外見は迫力が増し、走りは繊細さが増したシティ派SUV(2020/02/15)

アクセスランキング

1
keep
【試乗】新型 ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ|狭い道や駐車がラクラクのコンパクトSUV(2019/12/17)
2
keep
【試乗】新型 トヨタ カローラツーリング|バンのイメージを払しょくするスポーツワゴン(2019/11/17)
3
up
【試乗】新型 ホンダ ヴェゼル モデューロX|カスタマイズパーツによるさらなる進化を感じるヴェゼル(2020/01/19)
4
down
【試乗】新型トヨタ ヤリス(プロトタイプ)|TNGAプラットフォームの中で最も優秀! トヨタらしい自動車づくりを感じた一台(2019/12/16)
5
keep
【試乗】新型 マツダ CX-30|デザインの考え方には疑問が残るが、スポーティながらも奥ゆかしさを感じるモデルだ(2019/12/06)
6
up
【試乗】ボルボ V40クロスカントリー|惜しまれつつも生産終了となったが、コンパクトモデルの中で最もプレミアムなモデルだと再認識した(2019/12/08)
7
down
【試乗】新型 スバル XV|成熟が期待できるプラットフォームだけに、さらに先のマイナーチェンジも楽しみなモデル(2020/01/03)
8
keep
【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross|末っ子モデルながら国産モデルでは到達できないクオリティが自慢の1台(2020/01/18)
9
down
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ GLE|走り、積載性、高級感を高次元でかなえるハイパフォーマンスSUV(2020/02/09)
10
up
【試乗】新型 マツダ MAZDA3ファストバック スカイアクティブX|ATは「上品さ」、MTは「楽しさ」。それぞれ異なる性格をもつモデルだ(2020/01/06)
ページトップへ戻る

お問合せプライバシーポリシー利用規約サイトマップ

CSLNV027